M-1グランプリの最終決戦では、審査員は誰に投票してきたのでしょうか。「満票で優勝したのは何組?」「1票差だった年は?」「ファーストラウンド1位がそのまま優勝するとは限らない?」と気になる方も多いでしょう。
この記事では、2001年の第1回から2025年の第21回まで、M-1最終決戦の歴代投票結果を一覧でまとめました。優勝者の得票数だけでなく、審査員別の投票先、満票・1票差の記録も確認できます。
結論:最終決戦で満票優勝したのは、2006年のチュートリアルと2009年のパンクブーブーの2組です。
いずれも7人の審査員全員から票を獲得しました。最多得票数そのものは、9人制だった2025年にたくろうが獲得した8票です。
この記事の対象:M-1グランプリ決勝の「最終決戦」における審査員投票です。ファーストラウンドの採点、敗者復活戦の投票、2001年の一般審査員による採点は含めていません。
情報基準日:2026年9月18日。2026年大会は予選期間中で、決勝および最終決戦は未開催です。そのため、一覧は2025年大会までを対象としています。
M-1の歴代王者や決勝順位を先に見たい方は、M-1歴代優勝者一覧をご覧ください。歴代の審査員構成は、M-1歴代審査員一覧で詳しく紹介しています。
M-1最終決戦の歴代投票一覧【2001~2025年】
M-1は、ファーストラウンドを通過した組がもう1本の漫才を披露し、審査員が最も面白かった1組へ投票する方式です。2001年のみ最終決戦は2組、2002年以降は3組で行われています。
| 年 | 優勝 | 最終決戦の得票 |
|---|---|---|
| 2001年 | 中川家 | 中川家 6/ハリガネロック 1 |
| 2002年 | ますだおかだ | ますだおかだ 5/フットボールアワー 2/笑い飯 0 |
| 2003年 | フットボールアワー | フットボールアワー 4/笑い飯 3/アンタッチャブル 0 |
| 2004年 | アンタッチャブル | アンタッチャブル 6/南海キャンディーズ 1/麒麟 0 |
| 2005年 | ブラックマヨネーズ | ブラックマヨネーズ 4/笑い飯 3/麒麟 0 |
| 2006年 | チュートリアル | チュートリアル 7/フットボールアワー 0/麒麟 0 |
| 2007年 | サンドウィッチマン | サンドウィッチマン 4/トータルテンボス 2/キングコング 1 |
| 2008年 | NON STYLE | NON STYLE 5/オードリー 2/ナイツ 0 |
| 2009年 | パンクブーブー | パンクブーブー 7/笑い飯 0/NON STYLE 0 |
| 2010年 | 笑い飯 | 笑い飯 4/スリムクラブ 3/パンクブーブー 0 |
| 2015年 | トレンディエンジェル | トレンディエンジェル 6/銀シャリ 2/ジャルジャル 1 |
| 2016年 | 銀シャリ | 銀シャリ 3/和牛 1/スーパーマラドーナ 1 |
| 2017年 | とろサーモン | とろサーモン 4/和牛 3/ミキ 0 |
| 2018年 | 霜降り明星 | 霜降り明星 4/和牛 3/ジャルジャル 0 |
| 2019年 | ミルクボーイ | ミルクボーイ 6/かまいたち 1/ぺこぱ 0 |
| 2020年 | マヂカルラブリー | マヂカルラブリー 3/おいでやすこが 2/見取り図 2 |
| 2021年 | 錦鯉 | 錦鯉 5/オズワルド 1/インディアンス 1 |
| 2022年 | ウエストランド | ウエストランド 6/さや香 1/ロングコートダディ 0 |
| 2023年 | 令和ロマン | 令和ロマン 4/ヤーレンズ 3/さや香 0 |
| 2024年 | 令和ロマン | 令和ロマン 5/バッテリィズ 3/真空ジェシカ 1 |
| 2025年 | たくろう | たくろう 8/ドンデコルテ 1/エバース 0 |
出典:M-1グランプリ公式サイト「大会の歴史」、2001年大会アーカイブ、2025年大会アーカイブ(確認日:2026年9月18日)
2011~2014年はM-1グランプリ自体が開催されていません。審査員数は2015年・2024年・2025年が9人、2016年が5人、それ以外は7人です。年によって総票数が異なるため、単純な得票数だけで強さを比較できない点には注意してください。
審査員別の投票先一覧
ここからは、各年の審査員が最終決戦でどの組へ投票したかをまとめます。優勝者以外に票が入った場合も、投票した審査員名をすべて掲載しています。
2001~2010年の審査員別投票
| 年 | 優勝者への投票 | ほかの投票先 |
|---|---|---|
| 2001年 | 中川家(6) 島田紳助、松本人志、鴻上尚史、春風亭小朝、ラサール石井、青島幸男 | ハリガネロック(1):西川きよし |
| 2002年 | ますだおかだ(5) 立川談志、中田カウス、島田洋七、ラサール石井、島田紳助 | フットボールアワー(2):大竹まこと、松本人志 笑い飯(0) |
| 2003年 | フットボールアワー(4) 中田カウス、大竹まこと、ラサール石井、島田洋七 | 笑い飯(3):南原清隆、松本人志、島田紳助 アンタッチャブル(0) |
| 2004年 | アンタッチャブル(6) ラサール石井、春風亭小朝、島田洋七、大竹まこと、南原清隆、西川きよし | 南海キャンディーズ(1):中田カウス 麒麟(0) |
| 2005年 | ブラックマヨネーズ(4) 中田カウス、渡辺正行、松本人志、島田紳助 | 笑い飯(3):ラサール石井、島田洋七、大竹まこと 麒麟(0) |
| 2006年 | チュートリアル(7) 中田カウス、大竹まこと、島田洋七、渡辺正行、南原清隆、松本人志、島田紳助 | フットボールアワー(0) 麒麟(0) |
| 2007年 | サンドウィッチマン(4) オール巨人、上沼恵美子、松本人志、島田紳助 | トータルテンボス(2):中田カウス、ラサール石井 キングコング(1):大竹まこと |
| 2008年 | NON STYLE(5) オール巨人、渡辺正行、上沼恵美子、松本人志、島田紳助 | オードリー(2):中田カウス、大竹まこと ナイツ(0) |
| 2009年 | パンクブーブー(7) 中田カウス、渡辺正行、オール巨人、東国原英夫、上沼恵美子、松本人志、島田紳助 | 笑い飯(0) NON STYLE(0) |
| 2010年 | 笑い飯(4) 渡辺正行、大竹一樹、南原清隆、松本人志 | スリムクラブ(3):中田カウス、宮迫博之、島田紳助 パンクブーブー(0) |
出典:M-1グランプリ公式サイト「大会の歴史」、2001年大会アーカイブ、2010年大会アーカイブ(確認日:2026年9月18日)
2015~2025年の審査員別投票
| 年 | 優勝者への投票 | ほかの投票先 |
|---|---|---|
| 2015年 | トレンディエンジェル(6) 佐藤哲夫、石田明、富澤たけし、吉田敬、増田英彦、礼二 | 銀シャリ(2):徳井義実、岩尾望 ジャルジャル(1):哲夫 |
| 2016年 | 銀シャリ(3) オール巨人、博多大吉、上沼恵美子 | 和牛(1):松本人志 スーパーマラドーナ(1):礼二 |
| 2017年 | とろサーモン(4) 渡辺正行、礼二、春風亭小朝、博多大吉 | 和牛(3):オール巨人、松本人志、上沼恵美子 ミキ(0) |
| 2018年 | 霜降り明星(4) オール巨人、礼二、塙宣之、立川志らく | 和牛(3):富澤たけし、松本人志、上沼恵美子 ジャルジャル(0) |
| 2019年 | ミルクボーイ(6) オール巨人、塙宣之、立川志らく、富澤たけし、礼二、上沼恵美子 | かまいたち(1):松本人志 ぺこぱ(0) |
| 2020年 | マヂカルラブリー(3) 富澤たけし、立川志らく、礼二 | 見取り図(2):オール巨人、塙宣之 おいでやすこが(2):松本人志、上沼恵美子 |
| 2021年 | 錦鯉(5) 富澤たけし、塙宣之、立川志らく、礼二、松本人志 | オズワルド(1):オール巨人 インディアンス(1):上沼恵美子 |
| 2022年 | ウエストランド(6) 山田邦子、塙宣之、富澤たけし、立川志らく、礼二、松本人志 | さや香(1):博多大吉 ロングコートダディ(0) |
| 2023年 | 令和ロマン(4) 博多大吉、塙宣之、礼二、松本人志 | ヤーレンズ(3):山田邦子、富澤たけし、海原ともこ さや香(0) |
| 2024年 | 令和ロマン(5) 博多大吉、石田明、山内健司、柴田英嗣、海原ともこ | バッテリィズ(3):哲夫、若林正恭、礼二 真空ジェシカ(1):塙宣之 |
| 2025年 | たくろう(8) 博多大吉、駒場孝、塙宣之、後藤輝基、哲夫、柴田英嗣、海原ともこ、礼二 | ドンデコルテ(1):山内健司 エバース(0) |
出典:M-1グランプリ公式サイト「大会の歴史」、2015年大会アーカイブ、2025年大会アーカイブ(確認日:2026年9月18日)
審査員名は投票結果の照合を優先して掲載しています。「礼二」は中川家、「富澤たけし」はサンドウィッチマン、「塙宣之」はナイツのメンバーです。
M-1最終決戦で満票だったのは2回
審査員全員の票を獲得した満票優勝は、21大会中2回です。
| 年 | 優勝者 | 得票 | 最終決戦の相手 |
|---|---|---|---|
| 2006年 | チュートリアル | 7票/7票 | フットボールアワー、麒麟 |
| 2009年 | パンクブーブー | 7票/7票 | 笑い飯、NON STYLE |
2004年のアンタッチャブル、2019年のミルクボーイ、2022年のウエストランドは6票を獲得しましたが、いずれも7人中1人が別の組へ投票しているため、満票ではありません。
また、2025年のたくろうは歴代最多となる8票を獲得しました。ただし、この年は審査員が9人で、山内健司さんの1票はドンデコルテに入りました。得票数では最多でも、得票率100%の満票とは区別する必要があります。
1票差で決着した年は7回
優勝者と次点の得票差が1票だったのは、次の7大会です。
| 年 | 優勝者 | 次点 | 得票差 |
|---|---|---|---|
| 2003年 | フットボールアワー 4票 | 笑い飯 3票 | 1票 |
| 2005年 | ブラックマヨネーズ 4票 | 笑い飯 3票 | 1票 |
| 2010年 | 笑い飯 4票 | スリムクラブ 3票 | 1票 |
| 2017年 | とろサーモン 4票 | 和牛 3票 | 1票 |
| 2018年 | 霜降り明星 4票 | 和牛 3票 | 1票 |
| 2020年 | マヂカルラブリー 3票 | おいでやすこが・見取り図 各2票 | 1票 |
| 2023年 | 令和ロマン 4票 | ヤーレンズ 3票 | 1票 |
2020年はM-1史上唯一、3票・2票・2票と票がほぼ均等に分かれました。審査員1人の選択で順位が変わり得る、特に僅差の最終決戦だったといえます。
最終決戦3組すべてに票が入った年
2002年以降の3組制で、最終決戦に進んだ3組すべてが少なくとも1票を獲得したのは6回です。
- 2007年:サンドウィッチマン4票、トータルテンボス2票、キングコング1票
- 2015年:トレンディエンジェル6票、銀シャリ2票、ジャルジャル1票
- 2016年:銀シャリ3票、和牛1票、スーパーマラドーナ1票
- 2020年:マヂカルラブリー3票、おいでやすこが2票、見取り図2票
- 2021年:錦鯉5票、オズワルド1票、インディアンス1票
- 2024年:令和ロマン5票、バッテリィズ3票、真空ジェシカ1票
一方、満票だった2006年と2009年は、残る2組がともに0票でした。得票の割れ方を見ると、同じ「優勝」でも審査員の評価が集中した年と分散した年の違いがわかります。
ファーストラウンド1位でも優勝とは限らない
最終決戦ではファーストラウンドの点数が持ち越されず、2本目の漫才だけを見て改めて投票されます。そのため、ファーストラウンド1位がそのまま優勝するとは限りません。
特に2020~2025年は、ファーストラウンド1位と優勝者が6大会連続で異なりました。
| 年 | ファーストラウンド1位 | 優勝者 |
|---|---|---|
| 2020年 | おいでやすこが | マヂカルラブリー |
| 2021年 | オズワルド | 錦鯉 |
| 2022年 | さや香 | ウエストランド |
| 2023年 | さや香 | 令和ロマン |
| 2024年 | バッテリィズ | 令和ロマン |
| 2025年 | エバース | たくろう |
最終決戦は「1本目との合計点」ではなく、審査員が2本目で最も面白かった1組を選ぶ勝負です。この仕組みにより、ファーストラウンドの順位にかかわらず逆転優勝が起こり得ます。
M-1グランプリ2026の開催状況と更新予定
2026年9月18日時点で、M-1グランプリ2026は予選期間中です。決勝進出者、決勝審査員、最終決戦の結果はいずれも発表されていません。
公式サイトでは、1回戦を8月1日~10月3日、2回戦以降を10月~12月に実施する予定としています。決勝終了後、公式結果を確認して本記事へ2026年分を追加します。
大会の進行状況は、M-1グランプリ公式サイト「エントリー情報」で確認できます。
M-1最終決戦の投票についてよくある質問
M-1最終決戦で満票優勝したのは誰?
2006年のチュートリアルと、2009年のパンクブーブーです。どちらも7人の審査員全員から票を獲得しました。
M-1最終決戦の歴代最多得票は何票?
2025年にたくろうが獲得した8票です。ただし、同年は9人制のため満票ではありません。得票率100%の最多は、チュートリアルとパンクブーブーの7票中7票です。
最終決戦で最も僅差だったのはいつ?
1票差で決着した大会が7回あります。2003年、2005年、2010年、2017年、2018年、2020年、2023年です。中でも2020年は3票・2票・2票に分かれました。
ファーストラウンドの点数は最終決戦に持ち越される?
持ち越されません。最終決戦では、審査員が2本目の漫才を見たうえで優勝にふさわしい1組へ投票します。
2026年の最終決戦結果はいつ追加される?
2026年大会の決勝終了後、M-1公式サイトで結果と審査員別投票を確認でき次第追加します。2026年9月18日時点では決勝前のため、一覧は2025年までです。
まとめ:M-1最終決戦は審査員別の投票を見るとさらに面白い
M-1最終決戦の歴代投票を振り返ると、満票優勝は2006年のチュートリアルと2009年のパンクブーブーの2組でした。1票差の決着は7回あり、2020年には3票・2票・2票という最も票が分散した結果も生まれています。
2020~2025年はファーストラウンド1位と優勝者が6大会連続で異なり、最終決戦の1票が結果を大きく左右することもわかります。優勝者と審査員の変遷をあわせて振り返るなら、M-1歴代優勝者一覧とM-1歴代審査員一覧もご覧ください。

