2026年8月26日時点で、日本ダービー優勝産駒を最も多く送り出した種牡馬はディープインパクトです。2012年のディープブリランテから2021年のシャフリヤールまで、7頭のダービー馬を出しました。
上位記録は次のとおりです。
- 1位:ディープインパクト・7勝
- 2位:トウルヌソル・6勝
- 2位:サンデーサイレンス・6勝
- 4位:プリメロ・4勝
日本ダービーを勝った父から日本ダービー馬が誕生した「親子制覇」は、2026年までに15組あります。唯一の父娘制覇は、タニノギムレットとウオッカです。
この記事では、日本ダービーの種牡馬別勝利数上位と、歴代15組の親子制覇を一覧で紹介します。
1932年から2026年までの全優勝馬は、歴代ダービー馬一覧で確認できます。
日本ダービー種牡馬勝利数ランキング
日本ダービーで産駒が4勝以上している種牡馬は、ディープインパクト、トウルヌソル、サンデーサイレンス、プリメロの4頭です。
| 順位 | 種牡馬 | 勝利数 | ダービー馬 |
|---|---|---|---|
| 1 | ディープインパクト | 7勝 | ディープブリランテ、キズナ、マカヒキ、ワグネリアン、ロジャーバローズ、コントレイル、シャフリヤール |
| 2 | トウルヌソル | 6勝 | ワカタカ、トクマサ、ヒサトモ、クモハタ、イエリユウ、クリフジ |
| 2 | サンデーサイレンス | 6勝 | タヤスツヨシ、スペシャルウィーク、アドマイヤベガ、アグネスフライト、ネオユニヴァース、ディープインパクト |
| 4 | プリメロ | 4勝 | ミナミホマレ、タチカゼ、クモノハナ、クリノハナ |
2026年のダービー馬ロブチェンの父は、2019年の菊花賞馬ワールドプレミアです。ロブチェンはワールドプレミア産駒として初めて日本ダービーを勝ちましたが、上位4頭の順位と勝利数に変動はありません。
1位はディープインパクトの7勝
種牡馬として日本ダービー最多7勝を記録しているのはディープインパクトです。
| 年 | ディープインパクト産駒のダービー馬 |
|---|---|
| 2012 | ディープブリランテ |
| 2013 | キズナ |
| 2016 | マカヒキ |
| 2018 | ワグネリアン |
| 2019 | ロジャーバローズ |
| 2020 | コントレイル |
| 2021 | シャフリヤール |
2012年にディープブリランテが産駒として初めて日本ダービーを制覇。その後、2018年から2021年には4年連続で産駒が勝利しました。
ディープインパクト自身も2005年のダービー馬です。そのため、7頭すべてがディープインパクトとの親子制覇に当たります。
コントレイルは皐月賞、日本ダービー、菊花賞を無敗で制覇。父ディープインパクトと無敗のクラシック三冠を達成した、国内初の父子となりました。
2位はトウルヌソルとサンデーサイレンスの6勝
2位は6勝で、トウルヌソルとサンデーサイレンスが並んでいます。
トウルヌソルは戦前を中心に6勝
| 年 | トウルヌソル産駒のダービー馬 |
|---|---|
| 1932 | ワカタカ |
| 1936 | トクマサ |
| 1937 | ヒサトモ |
| 1939 | クモハタ |
| 1940 | イエリユウ |
| 1943 | クリフジ |
トウルヌソルは、第1回のワカタカをはじめ、1932年から1943年までに6頭のダービー馬を出しました。ヒサトモとクリフジは、歴代3頭しかいない牝馬の日本ダービー優勝馬です。
サンデーサイレンスは1995年から2005年に6勝
| 年 | サンデーサイレンス産駒のダービー馬 |
|---|---|
| 1995 | タヤスツヨシ |
| 1998 | スペシャルウィーク |
| 1999 | アドマイヤベガ |
| 2000 | アグネスフライト |
| 2003 | ネオユニヴァース |
| 2005 | ディープインパクト |
サンデーサイレンスは1995年にタヤスツヨシで初勝利。2005年にはディープインパクトが6頭目のダービー馬になりました。
そのディープインパクトが種牡馬としてさらに7頭のダービー馬を出しており、サンデーサイレンスからディープインパクトへ続く父系が長く日本ダービーに影響を与えたことが分かります。
4位はプリメロの4勝
プリメロは、1942年から1952年までに4頭のダービー馬を出しました。
| 年 | プリメロ産駒のダービー馬 |
|---|---|
| 1942 | ミナミホマレ |
| 1949 | タチカゼ |
| 1950 | クモノハナ |
| 1952 | クリノハナ |
ミナミホマレは、自身が日本ダービーを勝っただけでなく、ゴールデンウエーブとダイゴホマレという2頭のダービー馬を出しました。
日本ダービーの親子制覇は歴代15組
日本ダービー優勝馬を父に持つダービー馬について、父と産駒の組み合わせは2026年までに15組あります。
ここでいう「15組」は、父と産駒の組み合わせを数えたものです。ディープインパクトのように複数のダービー馬を出した父は、産駒ごとに1組として数えています。
| No. | 父のダービー制覇 | 父 | 産駒のダービー制覇 | 産駒 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1933 | カブトヤマ | 1947 | マツミドリ |
| 2 | 1942 | ミナミホマレ | 1954 | ゴールデンウエーブ |
| 3 | 1942 | ミナミホマレ | 1958 | ダイゴホマレ |
| 4 | 1984 | シンボリルドルフ | 1991 | トウカイテイオー |
| 5 | 2002 | タニノギムレット | 2007 | ウオッカ |
| 6 | 2003 | ネオユニヴァース | 2009 | ロジユニヴァース |
| 7 | 2005 | ディープインパクト | 2012 | ディープブリランテ |
| 8 | 2005 | ディープインパクト | 2013 | キズナ |
| 9 | 2004 | キングカメハメハ | 2015 | ドゥラメンテ |
| 10 | 2005 | ディープインパクト | 2016 | マカヒキ |
| 11 | 2004 | キングカメハメハ | 2017 | レイデオロ |
| 12 | 2005 | ディープインパクト | 2018 | ワグネリアン |
| 13 | 2005 | ディープインパクト | 2019 | ロジャーバローズ |
| 14 | 2005 | ディープインパクト | 2020 | コントレイル |
| 15 | 2005 | ディープインパクト | 2021 | シャフリヤール |
最初の親子制覇は、1933年のカブトヤマと1947年のマツミドリです。
父として最も多く親子制覇を達成したのはディープインパクトの7組。次がミナミホマレとキングカメハメハの各2組です。
唯一の父娘制覇はタニノギムレットとウオッカ
15組のうち、唯一の父娘制覇はタニノギムレットとウオッカです。
タニノギムレットは2002年、ウオッカは2007年に日本ダービーを制しました。ウオッカはヒサトモ、クリフジに続く史上3頭目の牝馬ダービー馬で、戦後初の牝馬優勝でもあります。
残る14組は、父と牡馬産駒による父子制覇です。
父・子・孫の3代制覇はまだない
2026年までに、日本ダービーを父・子・孫の3代で制した例はありません。
ディープインパクトの産駒では、キズナ、コントレイル、ロジャーバローズなどが種牡馬になっています。これらの産駒が日本ダービーを勝てば、ディープインパクトを祖父とする3代制覇になります。
2026年はワールドプレミア産駒のロブチェンが優勝したため、3代制覇は持ち越しとなりました。
よくある質問
日本ダービーを最も多く勝っている種牡馬は?
ディープインパクトです。産駒7頭が日本ダービーを制しています。
ディープインパクト産駒のダービー馬は?
ディープブリランテ、キズナ、マカヒキ、ワグネリアン、ロジャーバローズ、コントレイル、シャフリヤールの7頭です。
日本ダービーの親子制覇は何組?
2026年までに15組です。父と産駒の組み合わせを1組として数えています。
父娘で日本ダービーを勝った馬は?
2002年のタニノギムレットと、2007年のウオッカです。日本ダービー史上唯一の父娘制覇です。
親子3代で日本ダービーを勝った例は?
2026年までにはありません。父・子の2代制覇は15組ありますが、祖父・父・産駒の3代すべてが勝った例はまだありません。
2026年のダービー馬ロブチェンの父は?
ワールドプレミアです。ワールドプレミア自身は2019年の菊花賞馬で、日本ダービーは勝っていないため、ロブチェンは親子制覇には該当しません。
まとめ
日本ダービー優勝産駒を最も多く送り出した種牡馬は、7勝のディープインパクトです。2位はトウルヌソルとサンデーサイレンスの6勝、4位はプリメロの4勝です。
日本ダービーの親子制覇は2026年までに15組。ディープインパクトは7頭の産駒すべてで親子制覇を達成しています。唯一の父娘制覇は、タニノギムレットとウオッカです。
2026年はワールドプレミア産駒のロブチェンが優勝しましたが、種牡馬勝利数上位と親子制覇15組の記録に変更はありません。父・子・孫の3代制覇は、今後へ持ち越されています。

