ノーベル賞の日本人一覧では、「28名」「31名」「32名」と人数が分かれます。これは、受賞時の国籍、出生国、団体受賞をどう数えるかが資料によって違うためです。
「結局、日本人のノーベル賞受賞者は何人なの?」
文部科学省と京都大学の一覧に沿う数え方では、2026年までに個人31名と1団体が受賞しています。受賞時日本国籍は28名。主一覧の日本生まれは30名で、カズオ・イシグロ氏を加えると31名です。
この記事では、31名の受賞年・部門・受賞理由、日本被団協の団体受賞、部門別人数、2026年の発表状況をまとめます。情報基準日は2026年10月13日です。全6部門が発表済みで、2026年の日本人受賞者は化学賞の硤合憲三氏です。経済学賞による日本人受賞者の追加はありません。
ノーベル賞の日本人一覧で人数が違う理由|28名・31名・32名の基準
日本のノーベル賞受賞者数は、どの基準を使うかで変わります。数字だけでなく、誰をどの条件で数えた人数なのかを確認することが大切です。
- 日本の受賞者は31名と1団体
- 受賞時日本国籍は28名
- 主一覧の日本生まれは30名
- イシグロ氏を加えると31名
まずは、この記事で使用する4つの数え方を順番に確認しましょう。
日本の受賞者は個人31名と1団体
文部科学省の資料と京都大学の日本人受賞者一覧に沿う既存の集計へ、2026年化学賞の硤合憲三氏を加えると、1949年の湯川秀樹氏から2026年まで個人は31名です。
これとは別に、2024年には日本原水爆被害者団体協議会、通称「日本被団協」がノーベル平和賞を受賞しました。そのため、この記事では個人31名と1団体を日本の受賞実績として扱います。
団体は一人の人物ではないため、「日本人は何人か」という質問では31名に足しません。一方、日本の受賞者をすべて挙げる場合は、日本被団協も欠かせません。
受賞時に日本国籍だった人は28名
主一覧の31名から、受賞時に米国籍だった南部陽一郎氏、中村修二氏、真鍋淑郎氏を除くと28名です。これは、受賞した時点の国籍を日本に限定した場合の人数です。
ただし、28名はNobelPrize.orgが公式に掲げる「日本人受賞者数」ではありません。本記事が31名の国籍欄をもとに整理した分析上の数字です。
南部氏、中村氏、真鍋氏はいずれも日本生まれで、日本との関係が深い受賞者です。日本の公的機関や大学の一覧では、3名を含めて紹介されています。
日本生まれで数えると31名
主一覧の31名について出生国を確認すると、日本生まれは30名です。根岸英一氏は、現在の中国・長春にあたる地域で生まれています。
一方、2017年のノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ氏は長崎生まれですが、公式には英国の作家として紹介されています。主一覧の日本生まれ30名にイシグロ氏を加えると、日本生まれの受賞者は31名です。
国籍で数える場合と出生国で数える場合では顔ぶれが変わります。「日本人」と「日本生まれ」を同じ意味で使わないことが、人数を正しく理解するポイントです。
「日本出身32名」と出生国基準の違い
「日本出身の受賞者は32名」という表現は、主一覧の31名にカズオ・イシグロ氏を加えた、日本との出自や関係を広く捉えた数え方です。
しかし、32名全員の出生国が日本という意味ではありません。根岸英一氏は中国生まれなので、出生国を厳密に日本へ限定すると、主一覧30名とイシグロ氏の合計31名になります。
数字を比較するときは、次のように覚えると整理しやすいでしょう。
- 28名:受賞時日本国籍
- 31名:公的資料に沿う個人一覧
- 31名:出生国が日本の受賞者
- 32名:日本との出自を広く集計
- 1団体:日本被団協
ノーベル賞の日本人受賞者一覧|31名を受賞年順に紹介
ここからは、文部科学省と京都大学の一覧に沿う個人31名を受賞年順に紹介します。各氏名から、NobelPrize.orgの公式Factsページを確認できます。
- 一覧表の表記と集計条件
- 1949〜1987年の7名
- 1994〜2015年の17名
- 2016〜2026年の7名
人数の多い時期も探しやすいように、一覧を3つに分けました。
一覧表の見方|受賞理由と国籍の表記
受賞理由は、NobelPrize.orgの公式英文をもとに、意味を変えない範囲で短くまとめています。共同受賞の場合でも、一覧では各受賞者に対応する公式理由を掲載しました。
国籍は受賞時、出生国は現在の国名を基準にしています。受賞時に米国籍だった3名と中国生まれの根岸英一氏は、注記欄に記載しています。
日本被団協は団体受賞の章、カズオ・イシグロ氏は出生地による別枠として後ほど紹介します。
1949〜1987年|湯川秀樹氏から利根川進氏
日本に初めてノーベル賞をもたらしたのは、1949年の湯川秀樹氏です。1987年までに、5部門から7名が受賞しました。
| 年 | 受賞者・部門 | 受賞理由 | 注記 |
|---|---|---|---|
| 1949 | 湯川秀樹 物理学賞 | 核力の理論研究に基づく中間子の存在予言 | 特記事項なし |
| 1965 | 朝永振一郎 物理学賞 | 量子電磁力学の基礎研究 | 特記事項なし |
| 1968 | 川端康成 文学賞 | 日本人の心の本質を表現した物語 | 特記事項なし |
| 1973 | 江崎玲於奈 物理学賞 | 半導体のトンネル現象を実験的に発見 | 特記事項なし |
| 1974 | 佐藤栄作 平和賞 | 太平洋地域の安定化への貢献と核不拡散条約への署名 | 特記事項なし |
| 1981 | 福井謙一 化学賞 | 化学反応の進行過程に関する理論 | 特記事項なし |
| 1987 | 利根川進 生理学・医学賞 | 抗体の多様性を生む遺伝的原理の発見 | 特記事項なし |
この時期には、主要5部門すべてから日本人受賞者が出ています。佐藤栄作氏は、個人として日本で唯一のノーベル平和賞受賞者です。
1994〜2015年|大江健三郎氏から梶田隆章氏
1994年から2015年には17名が受賞しました。2000年代以降、物理学賞と化学賞の受賞が続き、2008年には日本関係者4名が同じ年に受賞しています。
| 年 | 受賞者・部門 | 受賞理由 | 注記 |
|---|---|---|---|
| 1994 | 大江健三郎 文学賞 | 想像世界を通じて現代人の苦境を描写 | 特記事項なし |
| 2000 | 白川英樹 化学賞 | 導電性高分子の発見と開発 | 特記事項なし |
| 2001 | 野依良治 化学賞 | キラル触媒による水素化反応の研究 | 特記事項なし |
| 2002 | 小柴昌俊 物理学賞 | 宇宙ニュートリノ検出への貢献 | 特記事項なし |
| 2002 | 田中耕一 化学賞 | 生体高分子の質量分析に用いるソフト脱離イオン化法の開発 | 特記事項なし |
| 2008 | 南部陽一郎 物理学賞 | 自発的対称性の破れの機構を発見 | 受賞時:米国籍 |
| 2008 | 小林誠 物理学賞 | 3世代以上のクォークの存在を予言する対称性の破れの起源を発見 | 特記事項なし |
| 2008 | 益川敏英 物理学賞 | 3世代以上のクォークの存在を予言する対称性の破れの起源を発見 | 特記事項なし |
| 2008 | 下村脩 化学賞 | 緑色蛍光タンパク質GFPの発見と開発 | 特記事項なし |
| 2010 | 鈴木章 化学賞 | パラジウム触媒クロスカップリング | 特記事項なし |
| 2010 | 根岸英一 化学賞 | パラジウム触媒クロスカップリング | 出生国:中国 |
| 2012 | 山中伸弥 生理学・医学賞 | 成熟細胞を多能性細胞へ初期化できることを発見 | 特記事項なし |
| 2014 | 赤﨑勇 物理学賞 | 高効率青色LEDの発明 | 特記事項なし |
| 2014 | 天野浩 物理学賞 | 高効率青色LEDの発明 | 特記事項なし |
| 2014 | 中村修二 物理学賞 | 高効率青色LEDの発明 | 受賞時:米国籍 |
| 2015 | 大村智 生理学・医学賞 | 寄生虫感染症に対する治療法の発見 | 特記事項なし |
| 2015 | 梶田隆章 物理学賞 | ニュートリノに質量があることを示すニュートリノ振動の発見 | 特記事項なし |
17名のうち、南部陽一郎氏と中村修二氏は受賞時に米国籍でした。また、根岸英一氏は中国生まれのため、出生国を日本に限定する集計では対象外となります。
2016〜2026年|大隅良典氏から硤合憲三氏
2016年以降は、生理学・医学賞、化学賞、物理学賞から7名が受賞しています。2025年は坂口志文氏と北川進氏、2026年は化学賞の硤合憲三氏が選ばれました。
| 年 | 受賞者・部門 | 受賞理由 | 注記 |
|---|---|---|---|
| 2016 | 大隅良典 生理学・医学賞 | オートファジーの仕組みを発見 | 特記事項なし |
| 2018 | 本庶佑 生理学・医学賞 | 免疫の負の制御を阻害するがん治療法を発見 | 特記事項なし |
| 2019 | 吉野彰 化学賞 | リチウムイオン電池の開発 | 特記事項なし |
| 2021 | 真鍋淑郎 物理学賞 | 地球気候の物理モデル化と温暖化予測 | 受賞時:米国籍 |
| 2025 | 坂口志文 生理学・医学賞 | 末梢性免疫寛容に関する発見 | 特記事項なし |
| 2025 | 北川進 化学賞 | 金属有機構造体(MOF)の開発 | 特記事項なし |
| 2026 | 硤合憲三 化学賞 | 不斉有機合成における非線形効果と自己触媒作用の発見 | 1950年、広島県生まれ 共同受賞:Henri B. Kagan |
硤合氏は東京理科大学名誉教授で、Henri B. Kagan氏との共同受賞です。受賞理由は「不斉有機合成における非線形効果と自己触媒作用の発見」と発表されました。
ノーベル賞の日本の団体受賞|日本被団協は個人と分けて集計
日本の団体としては、日本被団協が2024年のノーベル平和賞を受賞しています。団体受賞は重要な実績ですが、個人31名とは分けて数えるのが分かりやすい整理です。
- 2024年の平和賞受賞
- 核兵器廃絶への活動
- 個人数には含めない
受賞した団体名と公式の受賞理由から見ていきましょう。
日本被団協は2024年のノーベル平和賞を受賞
日本原水爆被害者団体協議会は、広島・長崎の被爆者による全国組織です。一般には日本被団協や「被団協」と呼ばれています。
2024年の受賞により、日本に関係するノーベル平和賞は、1974年の佐藤栄作氏と2024年の日本被団協という、個人と団体の2例になりました。
受賞理由を公式発表に沿って確認
ノーベル賞委員会は、日本被団協が核兵器のない世界を実現するために努力してきたことと、被爆証言を通じて核兵器が二度と使われてはならないことを示した点を評価しました。
長年積み重ねられた証言活動が、核兵器の非人道性を伝える国際的な力になったことが受賞の背景にあります。個人の研究成果とは性格が異なりますが、日本の歴代受賞を振り返るうえで外せない出来事です。
団体受賞を31名の人数に含めない理由
日本被団協には多くの構成員がいるため、団体を「1名」として個人の人数へ加えることはできません。そこで本記事では、31名+1団体と表記しています。
「日本人受賞者は何人?」には31名、「日本の受賞者は?」には31名と1団体、と答えると違いが伝わりやすいでしょう。
ノーベル賞の日本人受賞者|部門別人数と受賞傾向
個人31名を部門別に分けると、物理学賞が12名で最多です。物理学・化学・生理学または医学の自然科学3部門だけで28名を占めています。
- 最多は物理学賞12名
- 自然科学3部門で28名
- 経済学賞は受賞者0名
部門別の人数と、一覧から見える特徴を確認します。
日本人受賞者が最も多い部門
文部科学省・京都大学方式に沿う個人31名を部門別に集計した結果は、次のとおりです。
| 部門 | 人数 |
|---|---|
| 物理学賞 | 12名 |
| 化学賞 | 10名 |
| 生理学・医学賞 | 6名 |
| 文学賞 | 2名 |
| 平和賞 | 1名 |
| 経済学賞 | 0名 |
| 合計 | 31名 |
最多は物理学賞の12名です。湯川秀樹氏、朝永振一郎氏、江崎玲於奈氏から、2021年の真鍋淑郎氏まで続いています。
次に多いのは化学賞の10名、生理学・医学賞の6名です。文学賞は川端康成氏と大江健三郎氏、平和賞の個人受賞者は佐藤栄作氏となっています。
自然科学3部門に受賞者が多い傾向
物理学賞12名、化学賞10名、生理学・医学賞6名を合わせると28名です。個人31名の約90%が自然科学3部門に集中しています。
素粒子、ニュートリノ、青色LED、導電性高分子、iPS細胞、オートファジー、免疫、リチウムイオン電池など、受賞対象は基礎研究から暮らしや医療につながる成果まで幅広くあります。
一覧を年代順に追うと、日本の受賞実績が一つの分野だけではなく、複数の研究領域へ広がってきたことが分かります。
日本人がまだ受賞していない経済学賞の位置付け
2026年10月13日時点で、この記事の主一覧へ入る日本人の経済学賞受賞者はいません。2026年の経済学賞はRobert E. Hall氏とMichael Woodford氏が受賞し、日本人受賞者の追加はありませんでした。6部門で見ると、個人31名の受賞がない部門は経済学賞です。
経済学賞の正式名称は「アルフレッド・ノーベル記念スウェーデン国立銀行経済学賞」です。ノーベルの遺言に記された物理学、化学、生理学または医学、文学、平和の5賞とは成立が異なります。
一般にはノーベル賞の一部として発表されますが、未受賞部門を説明するときは、この成り立ちの違いも押さえておくと正確です。
ノーベル賞の日本人2026年最新状況|全6部門が発表済み
2026年のノーベル賞は、10月5日の生理学・医学賞から10月12日の経済学賞まで順次発表されました。2026年10月13日時点で全6部門が発表済みです。
- 生理学・医学賞と物理学賞は日本人受賞者なし
- 化学賞は硤合憲三氏が受賞
- 文学賞と平和賞は日本人受賞者なし
- 経済学賞はRobert E. Hall氏とMichael Woodford氏が受賞し、日本人受賞者なし
全6部門の発表結果と、日本人受賞者の有無を確認しましょう。
2026年10月13日時点で全6部門が発表済み
生理学・医学賞はKarl Deisseroth氏、Peter Hegemann氏、Georg Nagel氏、物理学賞はFrancis Halzen氏が受賞し、いずれも日本人受賞者はいませんでした。
化学賞はHenri B. Kagan氏と硤合憲三氏が受賞しました。硤合氏は、2026年の日本人受賞者として歴代一覧へ追加しています。
文学賞は、カナダの作家Anne Carson(アン・カーソン)氏が受賞しました。平和賞は、南アフリカ出身のNavanethem "Navi" Pillay(ナビ・ピレイ)氏が受賞しています。両部門とも日本人受賞者の追加はありませんでした。
10月12日に発表された2026年の経済学賞は、Robert E. Hall氏とMichael Woodford氏が受賞しました。今回の経済学賞による日本人受賞者の追加はありません。
医学賞から経済学賞までの公式発表日程
NobelPrize.orgの発表日程によると、2026年は次の順番で発表されます。
| 発表日 | 部門 | 10月13日時点 |
|---|---|---|
| 10月5日 | 生理学・医学賞 | 発表済み(日本人受賞者なし) |
| 10月6日 | 物理学賞 | 発表済み(日本人受賞者なし) |
| 10月7日 | 化学賞 | 発表済み(硤合憲三氏受賞) |
| 10月8日 | 文学賞 | 発表済み(アン・カーソン氏、日本人受賞者なし) |
| 10月9日 | 平和賞 | 発表済み(ナビ・ピレイ氏、日本人受賞者なし) |
| 10月12日 | 経済学賞 | 発表済み(Robert E. Hall氏、Michael Woodford氏。日本人受賞者なし) |
発表日は部門によって異なり、10月12日の経済学賞をもって全6部門の結果がそろいました。
発表後に更新する項目と未発表時の表記
各賞の発表後は、日本人または日本に関係する受賞者の有無を公式ページで確認します。対象者がいる場合は、氏名、部門、受賞理由、国籍、出生国を一覧へ反映します。
対象者がいない場合も、その部門の発表が完了したことを確認してから記載します。発表前の段階で「受賞者なし」と先回りして書くことはありません。
更新日時と全6部門の発表結果をセットで確認すると、2026年の受賞状況を正確に把握できます。
ノーベル賞の日本人一覧|よくある質問
日本人受賞者の一覧を見ると、2026年の最新受賞者や2025年の2人、カズオ・イシグロ氏の扱い、候補者についても疑問が生まれます。よく検索される4つの質問へ、集計基準をそろえて回答します。
- 2025年の受賞者2人と2026年の最新受賞者
- 最初と最新の受賞者
- イシグロ氏の扱い
- 2026年候補者の公表
まずは、2025年に受賞した2人から確認します。
2025年にノーベル賞を受賞した日本人2人は誰?
2025年に受賞した日本人は、生理学・医学賞の坂口志文氏と化学賞の北川進氏です。
坂口氏は末梢性免疫寛容に関する発見、北川氏は金属有機構造体、MOFの開発が評価されました。2人とも受賞時国籍、出生国は日本です。
日本人初の受賞者と最新の受賞者は誰?
日本人初のノーベル賞受賞者は、1949年に物理学賞を受賞した湯川秀樹氏です。核力を説明する理論研究から、中間子の存在を予言した功績が評価されました。
2026年10月13日時点の最新の日本人受賞者は、2026年ノーベル化学賞の硤合憲三氏です。Henri B. Kagan氏と共同で、不斉有機合成における非線形効果と自己触媒作用の発見が評価されました。文学賞、平和賞、経済学賞では日本人受賞者の追加はありませんでした。
カズオ・イシグロ氏は日本人受賞者に含まれる?
カズオ・イシグロ氏は長崎生まれですが、NobelPrize.orgでは英国の作家として紹介されています。そのため、文部科学省・京都大学方式に沿う個人31名には含めていません。
一方、出生国を基準にした「日本生まれのノーベル賞受賞者」には含まれます。主一覧31名のうち日本生まれの30名にイシグロ氏を加えると、日本生まれは合計31名です。
2026年の日本人候補者は公表されている?
2026年の日本人候補者を、公式情報から確定することはできません。NobelPrize.orgでは、候補者や推薦者などの情報を50年間非公開としています。
報道や予想で名前が挙がることはありますが、公式候補者と断定するのは正確ではありません。「候補だった」「受賞を逃した」といった現年の情報も、公式には確認できない点に注意してください。
候補予想よりも、各部門の公式発表を確認するのが確実です。
ノーベル賞の日本人一覧まとめ|31名と1団体を基準別に確認
2026年10月13日時点の日本のノーベル賞受賞者は、文部科学省・京都大学方式に沿う数え方で個人31名と1団体です。ただし、国籍や出生国を基準にすると人数が変わります。
- 公的資料に沿う数え方では個人31名
- 受賞時日本国籍は28名
- 主一覧の日本生まれは30名
- イシグロ氏を含め31名
- 日本被団協は別枠の1団体
最後に、人数の見分け方と2026年の確認方法を振り返ります。
受賞者数は国籍・出生地・団体の扱いで変わる
「日本人受賞者は何人か」を一つの数字だけで答えると、資料による違いが分かりにくくなります。国籍、出生国、日本との関係、個人と団体を分ければ、28名・31名・32名という数字の違いを説明できます。
一覧を利用するときは、人数と一緒に集計条件も確認してください。受賞者の顔ぶれだけでなく、日本の研究・文学・平和活動がどのように評価されてきたかも見えやすくなります。
2026年は全6部門の発表結果を反映済み
2026年の発表は10月5日から12日まで行われ、全6部門の結果がそろいました。化学賞の硤合憲三氏を一覧へ反映しています。文学賞はアン・カーソン氏、平和賞はナビ・ピレイ氏、経済学賞はRobert E. Hall氏とMichael Woodford氏が受賞し、3部門とも日本人受賞者の追加はありません。2026年の日本人受賞者は化学賞の硤合憲三氏です。
日本の人物や記録を続けて確認したい方は、佐藤栄作氏を含む歴代総理大臣一覧、政権を支えた歴代官房長官一覧、安全保障を担った歴代防衛大臣ランキングと一覧もあわせてご覧ください。
次年度以降の発表時も、各部門の公式結果と本一覧を照らし合わせると、日本の歴代受賞を過去から現在まで確認できます。

