有馬記念の最終ファン投票で1位になった馬は、本番でも強いのでしょうか。JRAの最終結果発表を連続して確認できる2017〜2025年を調べると、1位馬は9年で3勝していました。
この記事では、各年の最終ファン投票1位馬を母集団にして、結果を「優勝」「出走して敗戦」「出走取消」「その他の不出走」に分けます。中間発表の1位、当日の単勝1番人気、有馬記念の優勝馬とは混同しません。
有馬記念ファン投票1位の歴代成績一覧【2017〜2025年】
2017〜2025年の最終ファン投票1位馬と、有馬記念での結果は次の通りです。着順はJRAの各年の公式結果で確認しました。
| 年 | 投票1位馬 | 本番結果 | 区分 |
|---|---|---|---|
| 2017 | キタサンブラック | 1着 | 優勝 |
| 2018 | レイデオロ | 2着 | 敗戦 |
| 2019 | アーモンドアイ | 9着 | 敗戦 |
| 2020 | クロノジェネシス | 1着 | 優勝 |
| 2021 | エフフォーリア | 1着 | 優勝 |
| 2022 | タイトルホルダー | 9着 | 敗戦 |
| 2023 | イクイノックス | 不出走 | その他の不出走 |
| 2024 | ドウデュース | 出走取消 | 出走取消 |
| 2025 | レガレイラ | 4着 | 敗戦 |
最終投票の得票数は、キタサンブラック124,641票、レイデオロ110,293票、アーモンドアイ109,885票、クロノジェネシス214,742票、エフフォーリア260,742票、タイトルホルダー368,304票、イクイノックス342,637票、ドウデュース478,415票、レガレイラ612,771票です。
9年の1位馬はすべて別の馬で、年別9件・実頭数9頭です。同じ馬を複数年数えた集計ではありません。
ファン投票1位は9年で3勝
出走馬を分母にすると勝率42.9%
実際にレースを走ったのは7頭で、優勝はキタサンブラック、クロノジェネシス、エフフォーリアの3頭です。したがって、出走馬を分母にした勝率は3÷7=42.9%です。
残る4頭はレイデオロ2着、アーモンドアイ9着、タイトルホルダー9着、レガレイラ4着でした。投票1位でも本番の勝利が保証されるわけではありません。
全1位馬を分母にすると優勝割合33.3%
出走しなかった2頭も含む9件全体では、優勝割合は3÷9=33.3%です。出走馬だけの勝率42.9%と、全1位馬に占める優勝割合33.3%は分母が異なります。
ファン投票1位でも出走しなかった2例
2023年イクイノックスは競走馬登録を抹消
2023年の最終投票1位はイクイノックスでしたが、有馬記念には出走していません。JRAの競走馬情報には、2023年12月16日付の登録抹消が記録されています。本記事では出走取消と分け、その他の不出走に分類しました。
2024年ドウデュースは右前肢跛行で出走取消
2024年のドウデュースは枠順確定後、疾病によって出走取消となりました。JRAのレース結果には理由が「右前肢跛行」と記載されています。最初から出走しなかった例ではないため、2023年とは区分を分けています。
ファン投票1位と単勝1番人気は別
ファン投票順位は、投票期間中に集まった票の最終結果です。一方、単勝人気は馬券発売後のオッズによる順位です。そのため、最終ファン投票1位と当日の単勝1番人気は同じ意味ではありません。
また、本記事は投票1位馬から結果を追う一覧です。各年の勝ち馬を確認したい場合は、有馬記念の歴代優勝馬一覧をご覧ください。
有馬記念ファン投票1位のよくある質問
ファン投票1位の馬は毎年出走する?
毎年出走するとは限りません。2017〜2025年では、9頭中7頭が出走し、2023年のイクイノックスは不出走、2024年のドウデュースは出走取消でした。
この期間で最も得票数が多い馬は?
2017〜2025年では、2025年のレガレイラが612,771票で最多です。ただし、投票方法や有効投票数は年によって異なるため、得票数だけで人気の強さを単純比較する際は注意が必要です。
2026年の投票1位馬は誰?
2026年11月1日時点では、2026年の最終ファン投票結果と有馬記念の競走結果は確定していません。そのため、この記事の集計は2025年までです。最終発表と本番結果の確定後に追記します。
まとめ|2017〜2025年の投票1位馬は9頭中3頭が優勝
- 対象は2017〜2025年の最終ファン投票1位馬
- 年別9件、実頭数9頭で重複なし
- 優勝3、出走して敗戦4、出走取消1、その他の不出走1
- 出走馬7頭を分母にした勝率は42.9%
- 全1位馬9頭を分母にした優勝割合は33.3%
ファン投票1位は支持の大きさを示しますが、出走や勝利まで約束するものではありません。投票結果と本番成績を分けて見ると、年ごとのドラマがより分かりやすくなります。

