バロンドールの歴代受賞者を、1956年の第1回から2025年の最新回まで一覧表で完全網羅しました。
最多受賞はメッシの8回、ライバルのクリスティアーノ・ロナウドが5回。
さらに2024年のロドリ、2025年のデンベレ(PSG)まで、この1ページで全部わかります。
なお本記事は2026年6月時点の情報で、確定している最新の受賞は2025年のデンベレです(2026年の発表は例年9月ごろ)。
受賞回数ランキングや年度別トップ3も整理したので、「あの選手っていつ獲ったの?」がすぐ解決する保存版です。
結論:バロンドール歴代最多受賞はメッシの8回
まず結論から。バロンドール歴代の最多受賞者は、アルゼンチン代表のリオネル・メッシです。
2009年に初受賞して以降、2009・2010・2011・2012・2015・2019・2021・2023年の通算8回という前人未到の記録を打ち立てました。
2位はクリスティアーノ・ロナウドの5回。
とくに2008年から2017年までの10回のバロンドールは、メッシとロナウドの2人だけで独占しました。
| 受賞回数 | 選手 | 受賞年 |
|---|---|---|
| 8回 | リオネル・メッシ | 2009・10・11・12・15・19・21・23 |
| 5回 | クリスティアーノ・ロナウド | 2008, 13, 14, 16, 17 |
| 3回 | プラティニ/ファン・バステン/クライフ | ― |
つまり、現代サッカーは「メッシとロナウドの時代」だったと、この記録だけで一目でわかります。
バロンドール歴代受賞者一覧【全回まとめ】
ここからは、バロンドール歴代受賞者を年代別にすべて掲載します。
1956年にフランスの専門誌『フランス・フットボール』が創設し、当初はヨーロッパのクラブに所属する選手のみが対象でした。
2007年から全世界に対象が拡大され、現在の形になっています。なお2020年は新型コロナウイルスの影響で選考が中止されました。
表の「所属」はいずれも受賞当時のクラブで、移籍後の現在の所属とは異なる場合があります。
1956〜1999年|黎明期から20世紀まで
| 年 | 受賞者 | 国籍 | 当時の所属 |
|---|---|---|---|
| 1956 | スタンリー・マシューズ | イングランド | ブラックプール |
| 1957 | アルフレッド・ディ・ステファノ | スペイン | レアル・マドリード |
| 1958 | レイモン・コパ | フランス | レアル・マドリード |
| 1959 | アルフレッド・ディ・ステファノ | スペイン | レアル・マドリード |
| 1960 | ルイス・スアレス | スペイン | バルセロナ |
| 1961 | オマール・シボリ | イタリア | ユヴェントス |
| 1962 | ヨゼフ・マソプスト | チェコスロバキア | ドゥクラ・プラハ |
| 1963 | レフ・ヤシン | ソ連 | ディナモ・モスクワ |
| 1964 | デニス・ロー | スコットランド | マンチェスターU |
| 1965 | エウゼビオ | ポルトガル | ベンフィカ |
| 1966 | ボビー・チャールトン | イングランド | マンチェスターU |
| 1967 | フローリアン・アルベルト | ハンガリー | フェレンツヴァーロシュ |
| 1968 | ジョージ・ベスト | 北アイルランド | マンチェスターU |
| 1969 | ジャンニ・リベラ | イタリア | ACミラン |
| 1970 | ゲルト・ミュラー | 西ドイツ | バイエルン |
| 1971 | ヨハン・クライフ | オランダ | アヤックス |
| 1972 | フランツ・ベッケンバウアー | 西ドイツ | バイエルン |
| 1973 | ヨハン・クライフ | オランダ | バルセロナ |
| 1974 | ヨハン・クライフ | オランダ | バルセロナ |
| 1975 | オレグ・ブロヒン | ソ連 | ディナモ・キエフ |
| 1976 | フランツ・ベッケンバウアー | 西ドイツ | バイエルン |
| 1977 | アラン・シモンセン | デンマーク | ボルシア・MG |
| 1978 | ケビン・キーガン | イングランド | ハンブルガーSV |
| 1979 | ケビン・キーガン | イングランド | ハンブルガーSV |
| 1980 | カール=ハインツ・ルンメニゲ | 西ドイツ | バイエルン |
| 1981 | カール=ハインツ・ルンメニゲ | 西ドイツ | バイエルン |
| 1982 | パオロ・ロッシ | イタリア | ユヴェントス |
| 1983 | ミシェル・プラティニ | フランス | ユヴェントス |
| 1984 | ミシェル・プラティニ | フランス | ユヴェントス |
| 1985 | ミシェル・プラティニ | フランス | ユヴェントス |
| 1986 | イゴール・ベラノフ | ソ連 | ディナモ・キエフ |
| 1987 | ルート・フリット | オランダ | ACミラン |
| 1988 | マルコ・ファン・バステン | オランダ | ACミラン |
| 1989 | マルコ・ファン・バステン | オランダ | ACミラン |
| 1990 | ローター・マテウス | 西ドイツ | インテル |
| 1991 | ジャン=ピエール・パパン | フランス | マルセイユ |
| 1992 | マルコ・ファン・バステン | オランダ | ACミラン |
| 1993 | ロベルト・バッジョ | イタリア | ユヴェントス |
| 1994 | フリスト・ストイチコフ | ブルガリア | バルセロナ |
| 1995 | ジョージ・ウェア | リベリア | ACミラン |
| 1996 | マティアス・ザマー | ドイツ | ボルシア・ドルトムント |
| 1997 | ロナウド | ブラジル | インテル |
| 1998 | ジネディーヌ・ジダン | フランス | ユヴェントス |
| 1999 | リバウド | ブラジル | バルセロナ |
1963年のレフ・ヤシンは、GKとして史上唯一のバロンドール受賞者です。また1972・76年のベッケンバウアーはDF(リベロ)からの受賞で、いずれも歴史的な記録となっています。
レジェンドたちの記録を見ると、サッカーの主役がどう移り変わってきたかがよくわかります。
各時代を代表するスター選手の自伝や写真集は、サッカー好きへのギフトにもぴったりです。2000年代の受賞者
| 年 | 受賞者 | 国籍 | 当時の所属 |
|---|---|---|---|
| 2000 | ルイス・フィーゴ | ポルトガル | レアル・マドリード |
| 2001 | マイケル・オーウェン | イングランド | リヴァプール |
| 2002 | ロナウド | ブラジル | レアル・マドリード |
| 2003 | パベル・ネドベド | チェコ | ユヴェントス |
| 2004 | アンドリー・シェフチェンコ | ウクライナ | ACミラン |
| 2005 | ロナウジーニョ | ブラジル | バルセロナ |
| 2006 | ファビオ・カンナバーロ | イタリア | レアル・マドリード |
| 2007 | カカ | ブラジル | ACミラン |
| 2008 | クリスティアーノ・ロナウド | ポルトガル | マンチェスターU |
| 2009 | リオネル・メッシ | アルゼンチン | バルセロナ |
2006年のカンナバーロは、W杯優勝に貢献したDFとしての受賞でした。
守備の選手が選ばれること自体が珍しく、それだけ別格の評価だったといえます。
そして2009年のメッシ初受賞から、バロンドール歴代の歴史が新たな局面に入りました。
2010年代〜最新(2025年)の受賞者
| 年 | 受賞者 | 国籍 | 当時の所属 |
|---|---|---|---|
| 2010 | リオネル・メッシ | アルゼンチン | バルセロナ |
| 2011 | リオネル・メッシ | アルゼンチン | バルセロナ |
| 2012 | リオネル・メッシ | アルゼンチン | バルセロナ |
| 2013 | クリスティアーノ・ロナウド | ポルトガル | レアル・マドリード |
| 2014 | クリスティアーノ・ロナウド | ポルトガル | レアル・マドリード |
| 2015 | リオネル・メッシ | アルゼンチン | バルセロナ |
| 2016 | クリスティアーノ・ロナウド | ポルトガル | レアル・マドリード |
| 2017 | クリスティアーノ・ロナウド | ポルトガル | レアル・マドリード |
| 2018 | ルカ・モドリッチ | クロアチア | レアル・マドリード |
| 2019 | リオネル・メッシ | アルゼンチン | バルセロナ |
| 2020 | (中止) | ― | ― |
| 2021 | リオネル・メッシ | アルゼンチン | パリSG |
| 2022 | カリム・ベンゼマ | フランス | レアル・マドリード |
| 2023 | リオネル・メッシ | アルゼンチン | インテル・マイアミ |
| 2024 | ロドリ | スペイン | マンチェスター・シティ |
| 2025 | ウスマン・デンベレ | フランス | パリSG |
2018年のモドリッチは、メッシ・ロナウド以外で10年ぶりの受賞者となりました。
2024年のロドリは守備的MFとして異例の選出。マンチェスター・シティのプレミアリーグ制覇と、スペイン代表でのEURO2024優勝を支えた働きが評価されました。
攻撃の選手が選ばれやすい賞の中で、ピッチ全体を組み立てる存在が認められた点で画期的でした。
バロンドール歴代最多受賞ランキング
受賞回数で並べると、メッシの8回がいかに突出しているかが際立ちます。
3回受賞のプラティニ、ファン・バステン、クライフがレジェンドとされる中で、その倍以上という数字です。
なお3回の3名は同率3位、2回の選手も同率での並びです。
| 順位 | 選手 | 回数 |
|---|---|---|
| 1位 | リオネル・メッシ | 8 |
| 2位 | クリスティアーノ・ロナウド | 5 |
| 同率3位 | プラティニ/ファン・バステン/クライフ | 各3 |
| 同率6位 | ベッケンバウアー/ロナウド(ブラジル)ほか | 各2 |
メッシとロナウドの「2強時代」とは何だったのか
2008年から2017年までの10年間、バロンドールはこの2人だけで分け合いました。
メッシが6回、ロナウドが4回。これほど長期間、2人の選手が頂点を独占した時代は歴史上ほかにありません。
その後もメッシは2019・2021・2023年に受賞を重ね、通算8回まで記録を伸ばしています。
ちなみに2人はW杯の舞台でも記録を更新し続けてきました。
両者の得点記録はサッカーW杯 歴代得点王ランキングで詳しくまとめています。
バロンドールと得点記録の重なりが見えてきます。
年度別トップ3で見るバロンドール歴代順位
バロンドールは世界中のスポーツ記者による投票で決まり、各記者が選んだ順位に応じてポイントが加算されます。
1位だけでなく、惜しくも逃した2位・3位にもドラマがあります。
授賞式で発表された2025年の最終獲得ポイントによる上位3名は、以下のとおりです。
| 順位 | 選手 | 所属 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 1位 | ウスマン・デンベレ | パリSG | 1380 |
| 2位 | ラミン・ヤマル | バルセロナ | 1059 |
| 3位 | ヴィティーニャ | パリSG | 703 |
2位のヤマルは当時18歳。次世代を担う存在として、将来の歴代受賞者リスト入りが有力視されています。
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国別・クラブ別・ポジション別の受賞傾向
バロンドール歴代の受賞を国別に見ると、アルゼンチンとフランスがともに8回でトップ。
ここでの国別は受賞者の国籍、クラブ別は受賞当時に所属していたクラブを基準に集計しています。
アルゼンチンはメッシ1人で8回という驚異的な数字です。
一方フランスは、コパ(1958)、プラティニ(1983〜85の3回)、パパン(1991)、ジダン(1998)、ベンゼマ(2022)、デンベレ(2025)と、6人で積み上げた8回。
1人に偏るアルゼンチンとは対照的に、各時代に名手を輩出してきたのがフランスの特徴です。
クラブ別ではバルセロナが最多で、メッシの連続受賞が大きく貢献しています。
ポジションで見ると、受賞者の大半はFWまたは攻撃的MFです。
DFからの受賞はベッケンバウアーとカンナバーロ、GKからの受賞はヤシンのみと、守備の選手が選ばれるのは極めて稀。
ゴールやアシストといった「数字に表れる活躍」が評価されやすい賞の性格が、ここからも読み取れます。
受賞者の出身国の傾向は、サッカーW杯歴代優勝国一覧と並べて読むと一段と興味深く見えてきます。
サッカー強国とバロンドール受賞国は、必ずしも一致しないのです。
日本人選手は受賞に近づいたことがあるのか
残念ながら、2025年時点で日本人のバロンドール受賞者はいません。
ただし候補者リストにノミネートされた選手は存在します。
世界で戦ってきた日本代表の系譜は、歴代サッカー日本代表のW杯メンバーでたどれます。
いつか受賞者が現れる日を期待したいところです。
女子バロンドール・ヤシン賞など関連タイトル
バロンドールには、本賞以外の部門もあります。
2018年に創設された女子バロンドールでは、スペインのアイタナ・ボンマティが2025年に3年連続受賞を達成しました。
また、GK部門の「ヤシン賞」、若手向けの「コパ・トロフィー」など、近年は表彰の幅が広がっています。
女子バロンドールの歴代受賞者については、今後さらに詳しい一覧記事でまとめる予定です。
2025年最新のバロンドール
2025年のバロンドールは、パリSGのフランス代表FWウスマン・デンベレが初受賞しました。
チャンピオンズリーグ優勝を含む3冠への貢献が高く評価された結果です。
バロンドール歴代の流れを見ると、所属クラブの欧州制覇が受賞に直結する傾向が改めて確認できます。
なお2026年6月時点で確定している最新の受賞者はこのデンベレで、2026年の受賞者は例年どおり9月ごろの発表が見込まれます。発表後、本記事に追記する予定です。
世界最高の選手たちのプレーを自分で再現したいなら、最新のサッカーゲームで体感するのも楽しみ方のひとつです。まとめ
バロンドール歴代の受賞者を、1956年から2025年まで一覧で振り返りました。
最多はメッシの8回、続くロナウドが5回。そして2024年ロドリ、2025年デンベレと、新時代の主役が次々に登場しています。
毎年9月の発表シーズンには、ぜひこの記事で過去の歴史と照らし合わせてみてください。
※本記事の受賞者データは『フランス・フットボール』の公式発表をもとに作成しています。最新情報は公式サイトをご確認ください。
