バロンドールの最新確定受賞者は、2025年のウスマン・デンベレです。2026年は候補が発表済みですが、10月2日時点で受賞者は未発表。授賞式は10月26日にロンドンで行われます。
この記事では、1956年から2025年までの歴代受賞者を一覧にしました。最多受賞はメッシの8回、クリスティアーノ・ロナウドが5回で続きます。
情報基準日は2026年10月2日です。知りたい内容から確認できます。
バロンドール歴代最多受賞|メッシの8回
まず結論から。バロンドール歴代の最多受賞者は、アルゼンチン代表のリオネル・メッシです。
2009年に初受賞して以降、2009・2010・2011・2012・2015・2019・2021・2023年の通算8回という前人未到の記録を打ち立てました。
2位はクリスティアーノ・ロナウドの5回です。
とくに2008年から2017年までの10回のバロンドールは、メッシとロナウドの2人だけで独占しました。
| 受賞回数 | 選手 | 受賞年 |
|---|---|---|
| 8回 | リオネル・メッシ | 2009・2010・2011・2012・2015・2019・2021・2023 |
| 5回 | クリスティアーノ・ロナウド | 2008・2013・2014・2016・2017 |
3回・2回受賞した全選手は、歴代の受賞回数ランキングで受賞年とともに確認できます。
バロンドール歴代受賞者一覧|1956〜2025年
ここからは、バロンドール歴代受賞者を年代別にすべて掲載します。
1956年にフランスの専門誌『フランス・フットボール』が創設し、当初はヨーロッパのクラブに所属する選手のみが対象でした。
2007年から全世界に対象が拡大され、現在の形になっています。なお2020年は新型コロナウイルスの影響で選考が中止されました。
表の「所属」はいずれも受賞当時のクラブで、移籍後の現在の所属とは異なる場合があります。
1956〜1999年|黎明期から20世紀まで
| 年 | 受賞者 | 国籍 | 当時の所属 |
|---|---|---|---|
| 1956 | スタンリー・マシューズ | イングランド | ブラックプール |
| 1957 | アルフレッド・ディ・ステファノ | スペイン | レアル・マドリード |
| 1958 | レイモン・コパ | フランス | レアル・マドリード |
| 1959 | アルフレッド・ディ・ステファノ | スペイン | レアル・マドリード |
| 1960 | ルイス・スアレス | スペイン | バルセロナ |
| 1961 | オマール・シボリ | イタリア | ユヴェントス |
| 1962 | ヨゼフ・マソプスト | チェコスロバキア | ドゥクラ・プラハ |
| 1963 | レフ・ヤシン | ソ連 | ディナモ・モスクワ |
| 1964 | デニス・ロー | スコットランド | マンチェスターU |
| 1965 | エウゼビオ | ポルトガル | ベンフィカ |
| 1966 | ボビー・チャールトン | イングランド | マンチェスターU |
| 1967 | フローリアン・アルベルト | ハンガリー | フェレンツヴァーロシュ |
| 1968 | ジョージ・ベスト | 北アイルランド | マンチェスターU |
| 1969 | ジャンニ・リベラ | イタリア | ACミラン |
| 1970 | ゲルト・ミュラー | 西ドイツ | バイエルン |
| 1971 | ヨハン・クライフ | オランダ | アヤックス |
| 1972 | フランツ・ベッケンバウアー | 西ドイツ | バイエルン |
| 1973 | ヨハン・クライフ | オランダ | バルセロナ |
| 1974 | ヨハン・クライフ | オランダ | バルセロナ |
| 1975 | オレグ・ブロヒン | ソ連 | ディナモ・キエフ |
| 1976 | フランツ・ベッケンバウアー | 西ドイツ | バイエルン |
| 1977 | アラン・シモンセン | デンマーク | ボルシア・MG |
| 1978 | ケビン・キーガン | イングランド | ハンブルガーSV |
| 1979 | ケビン・キーガン | イングランド | ハンブルガーSV |
| 1980 | カール=ハインツ・ルンメニゲ | 西ドイツ | バイエルン |
| 1981 | カール=ハインツ・ルンメニゲ | 西ドイツ | バイエルン |
| 1982 | パオロ・ロッシ | イタリア | ユヴェントス |
| 1983 | ミシェル・プラティニ | フランス | ユヴェントス |
| 1984 | ミシェル・プラティニ | フランス | ユヴェントス |
| 1985 | ミシェル・プラティニ | フランス | ユヴェントス |
| 1986 | イゴール・ベラノフ | ソ連 | ディナモ・キエフ |
| 1987 | ルート・フリット | オランダ | ACミラン |
| 1988 | マルコ・ファン・バステン | オランダ | ACミラン |
| 1989 | マルコ・ファン・バステン | オランダ | ACミラン |
| 1990 | ローター・マテウス | 西ドイツ | インテル |
| 1991 | ジャン=ピエール・パパン | フランス | マルセイユ |
| 1992 | マルコ・ファン・バステン | オランダ | ACミラン |
| 1993 | ロベルト・バッジョ | イタリア | ユヴェントス |
| 1994 | フリスト・ストイチコフ | ブルガリア | バルセロナ |
| 1995 | ジョージ・ウェア | リベリア | ACミラン |
| 1996 | マティアス・ザマー | ドイツ | ボルシア・ドルトムント |
| 1997 | ロナウド | ブラジル | インテル |
| 1998 | ジネディーヌ・ジダン | フランス | ユヴェントス |
| 1999 | リバウド | ブラジル | バルセロナ |
1963年のレフ・ヤシンは、GKとして史上唯一のバロンドール受賞者です。また1972・76年のベッケンバウアーはDF(リベロ)からの受賞で、いずれも歴史的な記録となっています。
レジェンドたちの記録を見ると、サッカーの主役がどう移り変わってきたかがよくわかります。
各時代を代表するスター選手の自伝や写真集は、サッカー好きへのギフトにもぴったりです。2000年代の受賞者
| 年 | 受賞者 | 国籍 | 当時の所属 |
|---|---|---|---|
| 2000 | ルイス・フィーゴ | ポルトガル | レアル・マドリード |
| 2001 | マイケル・オーウェン | イングランド | リヴァプール |
| 2002 | ロナウド | ブラジル | レアル・マドリード |
| 2003 | パベル・ネドベド | チェコ | ユヴェントス |
| 2004 | アンドリー・シェフチェンコ | ウクライナ | ACミラン |
| 2005 | ロナウジーニョ | ブラジル | バルセロナ |
| 2006 | ファビオ・カンナバーロ | イタリア | レアル・マドリード |
| 2007 | カカ | ブラジル | ACミラン |
| 2008 | クリスティアーノ・ロナウド | ポルトガル | マンチェスターU |
| 2009 | リオネル・メッシ | アルゼンチン | バルセロナ |
2006年のカンナバーロは、W杯優勝に貢献したDFとしての受賞でした。
守備の選手が選ばれること自体が珍しく、それだけ別格の評価だったといえます。
そして2009年のメッシ初受賞から、バロンドール歴代の歴史が新たな局面に入りました。
2010年代〜最新(2025年)の受賞者
| 年 | 受賞者 | 国籍 | 当時の所属 |
|---|---|---|---|
| 2010 | リオネル・メッシ | アルゼンチン | バルセロナ |
| 2011 | リオネル・メッシ | アルゼンチン | バルセロナ |
| 2012 | リオネル・メッシ | アルゼンチン | バルセロナ |
| 2013 | クリスティアーノ・ロナウド | ポルトガル | レアル・マドリード |
| 2014 | クリスティアーノ・ロナウド | ポルトガル | レアル・マドリード |
| 2015 | リオネル・メッシ | アルゼンチン | バルセロナ |
| 2016 | クリスティアーノ・ロナウド | ポルトガル | レアル・マドリード |
| 2017 | クリスティアーノ・ロナウド | ポルトガル | レアル・マドリード |
| 2018 | ルカ・モドリッチ | クロアチア | レアル・マドリード |
| 2019 | リオネル・メッシ | アルゼンチン | バルセロナ |
| 2020 | (中止) | ― | ― |
| 2021 | リオネル・メッシ | アルゼンチン | パリSG |
| 2022 | カリム・ベンゼマ | フランス | レアル・マドリード |
| 2023 | リオネル・メッシ | アルゼンチン | インテル・マイアミ |
| 2024 | ロドリ | スペイン | マンチェスター・シティ |
| 2025 | ウスマン・デンベレ | フランス | パリSG |
2018年のモドリッチは、2007年のカカ以来11年ぶりに、メッシとC.ロナウド以外で受賞した選手となりました。
2024年のロドリは守備的MFとして異例の選出。マンチェスター・シティのプレミアリーグ制覇と、スペイン代表でのEURO2024優勝を支えた働きが評価されました。
攻撃の選手が選ばれやすい賞の中で、ピッチ全体を組み立てる存在が認められた点で画期的でした。
バロンドール歴代最多受賞ランキング
受賞回数で並べると、メッシの8回が歴代最多であることが際立ちます。
3回受賞のプラティニ、ファン・バステン、クライフがレジェンドとされる中で、その倍以上という数字です。
なお3回の3名は同率3位、2回の選手も同率での並びです。
| 順位 | 選手 | 回数 | 受賞年 |
|---|---|---|---|
| 1位 | リオネル・メッシ | 8回 | 2009・2010・2011・2012・2015・2019・2021・2023 |
| 2位 | クリスティアーノ・ロナウド | 5回 | 2008・2013・2014・2016・2017 |
| 同率3位 | ミシェル・プラティニ | 3回 | 1983・1984・1985 |
| 同率3位 | マルコ・ファン・バステン | 3回 | 1988・1989・1992 |
| 同率3位 | ヨハン・クライフ | 3回 | 1971・1973・1974 |
| 同率6位 | アルフレッド・ディ・ステファノ | 2回 | 1957・1959 |
| 同率6位 | フランツ・ベッケンバウアー | 2回 | 1972・1976 |
| 同率6位 | ケビン・キーガン | 2回 | 1978・1979 |
| 同率6位 | カール=ハインツ・ルンメニゲ | 2回 | 1980・1981 |
| 同率6位 | ロナウド(ブラジル) | 2回 | 1997・2002 |
メッシとC.ロナウドの受賞回数
メッシのバロンドール受賞回数は8回です。クリスティアーノ・ロナウドは5回で、歴代2位にあたります。
メッシとロナウドの「2強時代」とは何だったのか
2008年から2017年までの10年間、バロンドールはこの2人だけで分け合いました。
メッシが5回、C.ロナウドが5回。これほど長期間、2人の選手が頂点を独占した時代は歴史上ほかにありません。
その後もメッシは2019・2021・2023年に受賞を重ね、通算8回まで記録を伸ばしています。
ちなみに2人はW杯の舞台でも記録を更新し続けてきました。
両者の得点記録はサッカーW杯 歴代得点王ランキングで詳しくまとめています。
バロンドールと得点記録の重なりが見えてきます。
バロンドール2025年最終順位|トップ3
バロンドールは世界中のスポーツ記者による投票で決まり、各記者が選んだ順位に応じてポイントが加算されます。
1位だけでなく、惜しくも逃した2位・3位にもドラマがあります。
UEFAが公表した公式投票結果による2025年の最終獲得ポイント上位3名は、以下のとおりです。
| 順位 | 選手 | 所属 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 1位 | ウスマン・デンベレ | パリSG | 1380 |
| 2位 | ラミン・ヤマル | バルセロナ | 1059 |
| 3位 | ヴィティーニャ | パリSG | 703 |
2位のヤマルは当時18歳で、デンベレに次ぐ1059ポイントを獲得しました。
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国別・クラブ別・ポジション別の受賞傾向
バロンドール歴代の受賞を国別に見ると、アルゼンチンとフランスが各8回で最多タイです。
ここでの国別は受賞者の国籍、クラブ別は受賞当時に所属していたクラブを基準に集計しています。
アルゼンチンはメッシ1人で8回という驚異的な数字です。
一方フランスは、コパ(1958)、プラティニ(1983〜85の3回)、パパン(1991)、ジダン(1998)、ベンゼマ(2022)、デンベレ(2025)と、6人で積み上げた8回。
1人に偏るアルゼンチンとは対照的に、各時代に名手を輩出してきたのがフランスの特徴です。
クラブ別では、レアル・マドリードとバルセロナが各12回で最多タイです。ここでは受賞当時の所属クラブを基準に集計しています。
ポジションで見ると、受賞者の大半はFWまたは攻撃的MFです。
DF/リベロからの受賞者はベッケンバウアー、マティアス・ザマー、カンナバーロです。GKからの受賞者はヤシンのみで、守備の選手が選ばれるのは極めて稀です。
ゴールやアシストといった「数字に表れる活躍」が評価されやすい賞の性格が、ここからも読み取れます。
受賞者の出身国の傾向は、サッカーW杯歴代優勝国一覧と並べて読むと一段と興味深く見えてきます。
サッカー強国とバロンドール受賞国は、必ずしも一致しないのです。
日本人選手は受賞に近づいたことがあるのか
残念ながら、2025年時点で日本人のバロンドール受賞者はいません。
ただし候補者リストにノミネートされた選手は存在します。
世界で戦ってきた日本代表の系譜は、歴代サッカー日本代表のW杯メンバーでたどれます。
いつか受賞者が現れる日を期待したいところです。
女子バロンドール・ヤシン賞など関連タイトル
バロンドールには、男子の本賞以外にも複数の表彰部門があります。
2018年に創設された女子バロンドールでは、アイタナ・ボンマティが2025年に3年連続受賞を達成しました。
また、GK部門の「ヤシン賞」と若手向けの「コパ・トロフィー」など、近年は表彰の幅が広がっています。
女子バロンドールの歴代受賞者については、今後さらに詳しい一覧記事でまとめる予定です。
バロンドール2026年最新情報|候補発表済み
2026年は候補者が発表済みで、10月26日の授賞式を待つ段階です。
現時点の最新確定受賞者は2025年のウスマン・デンベレです。パリSGのフランス代表FWとして、チャンピオンズリーグ優勝を含む3冠への貢献が高く評価されました。
UEFAの公式発表によると、候補者は2026年9月8日に発表されました。授賞式は10月26日にロンドンのLondon Palladium Theatreで開催されます。
2026年10月2日時点で受賞者は発表されていません。そのため、歴代一覧の最新確定受賞者は2025年のウスマン・デンベレです。公式結果の発表後に本記事を更新します。
日程と開催都市はUEFAの2026年授賞式案内、選考基準と投票方法はBallon d’Or公式の2026年規則で確認できます。
世界最高の選手たちのプレーを自分で再現したいなら、最新のサッカーゲームで体感するのも楽しみ方のひとつです。まとめ
1956年から2025年までの歴代受賞者を一覧で振り返りました。
最多はメッシの8回、続くC.ロナウドが5回です。2024年のロドリ、2025年のデンベレと、新たな受賞者も続いています。
2026年の受賞者は10月26日の授賞式で発表予定です。結果発表までは、2025年のデンベレが最新の確定受賞者となります。
※本記事の受賞者データは『フランス・フットボール』の公式発表をもとに作成しています。最新情報は公式サイトをご確認ください。

