プロ野球の日本シリーズで、歴代MVPに選ばれたのは誰なのでしょうか。「最多受賞は誰?」「2025年のMVPは?」と気になる方も多いでしょう。
この記事では、日本シリーズが始まった1950年から2025年まで、全76大会のMVPを年代別一覧にまとめました。複数回受賞した選手のランキングや、唯一の共同受賞、レギュラーシーズンMVPとの違いも解説します。
結論:日本シリーズMVPの歴代最多受賞は、長嶋茂雄の4回です。
直近の2025年は、福岡ソフトバンクホークスの山川穂高が初受賞。1950~2025年の76大会で延べ受賞者数は77人となり、1962年だけ土橋正幸と種茂雅之の2人が共同受賞しています。
この記事の対象:日本野球機構(NPB)が掲載する1950~2025年の日本シリーズMVPです。セ・パ両リーグの年間MVP、オールスターゲームMVP、ファーム日本選手権MVPは含みません。
本記事では、日本シリーズの「最高殊勲選手賞」を、一般に広く使われる「MVP」と表記します。
情報基準日:2026年9月11日。2026年の日本シリーズは10月24日開幕予定のため、同年のMVPはまだ決まっていません。
チームの結果も一緒に振り返りたい方は、親記事の日本シリーズ歴代優勝チーム一覧をご覧ください。
日本シリーズの歴代MVP一覧【1950~2025年】
歴代MVPは、NPB「日本シリーズ バックナンバー」と各年代の「日本シリーズ 各年度試合結果」をもとに整理しています。球団名は原則として受賞当時の名称です。
NPBの年代別ページでは各大会の対戦カード・監督に続く「MVP」欄に受賞者が掲載されています。1962年は2人の受賞者を同じ年の欄に併記しました。改名した選手は原則として受賞当時の登録名で記載しています。
2020年代
| 年 | MVP | 所属球団 |
|---|---|---|
| 2025年 | 山川穂高 | 福岡ソフトバンクホークス |
| 2024年 | 桑原将志 | 横浜DeNAベイスターズ |
| 2023年 | 近本光司 | 阪神タイガース |
| 2022年 | 杉本裕太郎 | オリックス・バファローズ |
| 2021年 | 中村悠平 | 東京ヤクルトスワローズ |
| 2020年 | 栗原陵矢 | 福岡ソフトバンクホークス |
出典:NPB 日本シリーズ各年度試合結果(2020年~)、SMBC日本シリーズ2025 表彰選手
2010年代
| 年 | MVP | 所属球団 |
|---|---|---|
| 2019年 | グラシアル | 福岡ソフトバンクホークス |
| 2018年 | 甲斐拓也 | 福岡ソフトバンクホークス |
| 2017年 | サファテ | 福岡ソフトバンクホークス |
| 2016年 | レアード | 北海道日本ハムファイターズ |
| 2015年 | 李大浩 | 福岡ソフトバンクホークス |
| 2014年 | 内川聖一 | 福岡ソフトバンクホークス |
| 2013年 | 美馬学 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
| 2012年 | 内海哲也 | 読売ジャイアンツ |
| 2011年 | 小久保裕紀 | 福岡ソフトバンクホークス |
| 2010年 | 今江敏晃 | 千葉ロッテマリーンズ |
出典:NPB 日本シリーズ各年度試合結果(2010~2019年)
2000年代
| 年 | MVP | 所属球団 |
|---|---|---|
| 2009年 | 阿部慎之助 | 読売ジャイアンツ |
| 2008年 | 岸孝之 | 埼玉西武ライオンズ |
| 2007年 | 中村紀洋 | 中日ドラゴンズ |
| 2006年 | 稲葉篤紀 | 北海道日本ハムファイターズ |
| 2005年 | 今江敏晃 | 千葉ロッテマリーンズ |
| 2004年 | 石井貴 | 西武ライオンズ |
| 2003年 | 杉内俊哉 | 福岡ダイエーホークス |
| 2002年 | 二岡智宏 | 読売ジャイアンツ |
| 2001年 | 古田敦也 | ヤクルトスワローズ |
| 2000年 | 松井秀喜 | 読売ジャイアンツ |
出典:NPB 日本シリーズ各年度試合結果(2000~2009年)
1990年代
| 年 | MVP | 所属球団 |
|---|---|---|
| 1999年 | 秋山幸二 | 福岡ダイエーホークス |
| 1998年 | 鈴木尚典 | 横浜ベイスターズ |
| 1997年 | 古田敦也 | ヤクルトスワローズ |
| 1996年 | ニール | オリックス・ブルーウェーブ |
| 1995年 | オマリー | ヤクルトスワローズ |
| 1994年 | 槙原寛己 | 読売ジャイアンツ |
| 1993年 | 川崎憲次郎 | ヤクルトスワローズ |
| 1992年 | 石井丈裕 | 西武ライオンズ |
| 1991年 | 秋山幸二 | 西武ライオンズ |
| 1990年 | デストラーデ | 西武ライオンズ |
出典:NPB 日本シリーズ各年度試合結果(1990~1999年)
1980年代
| 年 | MVP | 所属球団 |
|---|---|---|
| 1989年 | 駒田徳広 | 読売ジャイアンツ |
| 1988年 | 石毛宏典 | 西武ライオンズ |
| 1987年 | 工藤公康 | 西武ライオンズ |
| 1986年 | 工藤公康 | 西武ライオンズ |
| 1985年 | バース | 阪神タイガース |
| 1984年 | 長嶋清幸 | 広島東洋カープ |
| 1983年 | 大田卓司 | 西武ライオンズ |
| 1982年 | 東尾修 | 西武ライオンズ |
| 1981年 | 西本聖 | 読売ジャイアンツ |
| 1980年 | ライトル | 広島東洋カープ |
出典:NPB 日本シリーズ各年度試合結果(1980~1989年)
1970年代
| 年 | MVP | 所属球団 |
|---|---|---|
| 1979年 | 高橋慶彦 | 広島東洋カープ |
| 1978年 | 大杉勝男 | ヤクルトスワローズ |
| 1977年 | 山田久志 | 阪急ブレーブス |
| 1976年 | 福本豊 | 阪急ブレーブス |
| 1975年 | 山口高志 | 阪急ブレーブス |
| 1974年 | 弘田澄男 | ロッテ・オリオンズ |
| 1973年 | 堀内恒夫 | 読売ジャイアンツ |
| 1972年 | 堀内恒夫 | 読売ジャイアンツ |
| 1971年 | 末次民夫 | 読売ジャイアンツ |
| 1970年 | 長嶋茂雄 | 読売ジャイアンツ |
出典:NPB 日本シリーズ各年度試合結果(1970~1979年)
1960年代
| 年 | MVP | 所属球団 |
|---|---|---|
| 1969年 | 長嶋茂雄 | 読売ジャイアンツ |
| 1968年 | 高田繁 | 読売ジャイアンツ |
| 1967年 | 森昌彦 | 読売ジャイアンツ |
| 1966年 | 柴田勲 | 読売ジャイアンツ |
| 1965年 | 長嶋茂雄 | 読売ジャイアンツ |
| 1964年 | スタンカ | 南海ホークス |
| 1963年 | 長嶋茂雄 | 読売ジャイアンツ |
| 1962年 | 土橋正幸・種茂雅之 | 東映フライヤーズ |
| 1961年 | 宮本敏雄 | 読売ジャイアンツ |
| 1960年 | 近藤昭仁 | 大洋ホエールズ |
出典:NPB 日本シリーズ各年度試合結果(1960~1969年)
1950年代
| 年 | MVP | 所属球団 |
|---|---|---|
| 1959年 | 杉浦忠 | 南海ホークス |
| 1958年 | 稲尾和久 | 西鉄ライオンズ |
| 1957年 | 大下弘 | 西鉄ライオンズ |
| 1956年 | 豊田泰光 | 西鉄ライオンズ |
| 1955年 | 別所毅彦 | 読売ジャイアンツ |
| 1954年 | 杉下茂 | 中日ドラゴンズ |
| 1953年 | 川上哲治 | 読売ジャイアンツ |
| 1952年 | 別所毅彦 | 読売ジャイアンツ |
| 1951年 | 南村不可止 | 読売ジャイアンツ |
| 1950年 | 別当薫 | 毎日オリオンズ |
出典:NPB 日本シリーズ各年度試合結果(1950~1959年)
日本シリーズMVPの最多受賞ランキング
1950~2025年の受賞者を本記事で集計すると、複数回MVPに選ばれたのは7人です。最多は長嶋茂雄の4回で、2位の6人はいずれも2回受賞しています。
| 順位 | 選手 | 受賞回数 | 受賞年 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 長嶋茂雄 | 4回 | 1963、1965、1969、1970年 |
| 2位 | 別所毅彦 | 2回 | 1952、1955年 |
| 2位 | 堀内恒夫 | 2回 | 1972、1973年 |
| 2位 | 工藤公康 | 2回 | 1986、1987年 |
| 2位 | 秋山幸二 | 2回 | 1991、1999年 |
| 2位 | 古田敦也 | 2回 | 1997、2001年 |
| 2位 | 今江敏晃 | 2回 | 2005、2010年 |
1962年の共同受賞を2人として数えると、76大会の延べ受賞者数は77人です。ここから長嶋茂雄の重複3回分と、2回受賞した6人の重複各1回分を除くと、受賞者の実人数は68人になります。
最多4回の長嶋茂雄は1960年代から70年代に受賞
長嶋茂雄は1963年、1965年、1969年、1970年に日本シリーズMVPを受賞しました。4回は歴代最多で、1969年と1970年には2年連続で選ばれています。
4度とも読売ジャイアンツの選手としての受賞です。4回のうち、1965年、1969年、1970年の3回は、巨人が1965~1973年に達成したV9期間中の受賞です。
2年連続受賞は長嶋・堀内・工藤の3人
同じ選手が2年連続で日本シリーズMVPを受賞した例は3人あります。
- 長嶋茂雄:1969、1970年
- 堀内恒夫:1972、1973年
- 工藤公康:1986、1987年
異なる球団で受賞したのは秋山幸二
複数回受賞者のうち、異なる球団で日本シリーズMVPになったのは秋山幸二です。1991年は西武ライオンズ、1999年は福岡ダイエーホークスで受賞しました。
秋山は8年を隔てて、パ・リーグの別球団で日本一とMVPを経験しました。他の複数回受賞者は、いずれも同じ球団での受賞です。
1962年は唯一の共同MVP
1962年は東映フライヤーズの土橋正幸と種茂雅之が共同MVPに選ばれました。NPBの年度別試合結果でも、同年のMVP欄には2人の名前が掲載されています。
1950~2025年で、1大会からMVPが2人選ばれたのは1962年だけです。このため「76大会」に対して「延べ受賞者77人」となります。
日本シリーズMVPとレギュラーシーズンMVPの違い
| 項目 | 日本シリーズMVP | レギュラーシーズンMVP |
|---|---|---|
| 対象 | 日本シリーズで最も顕著な活躍をした選手 | 各リーグのシーズンで最も価値ある活躍をした選手 |
| 人数 | 原則1人 | セ・リーグ、パ・リーグから各1人 |
| 主な評価期間 | 日本シリーズの試合 | レギュラーシーズン |
| 敗れたチームの表彰 | 敢闘選手賞が別にある | 優勝チーム以外から選ばれる場合もある |
名前はどちらも「MVP」ですが、対象となる試合と選考の範囲が異なります。たとえば2025年の日本シリーズMVPは山川穂高ですが、同年のレギュラーシーズンMVPはセ・リーグが佐藤輝明、パ・リーグがモイネロです。
2026年の日本シリーズMVPは大会終了後に決定
NPB「2026年 プロ野球行事日程」によると、SMBC日本シリーズ2026は10月24日に開幕予定です。第7戦まで進んだ場合は11月1日までの日程が組まれています。
2026年のMVPは大会終了後に決まるため、現時点の最新受賞者は2025年の山川穂高です。受賞者が発表された後、本記事の一覧と集計を更新します。
今季のプロ野球をDAZNで見る前に確認したいこと
歴代MVPを振り返ると、今季のペナントレースやクライマックスシリーズで誰が活躍するのかも気になります。DAZNではプロ野球の公式戦を配信していますが、球団や試合によって配信対象外となる場合があります。
DAZN STANDARDとDMMプレミアムをセットで利用できるDMM×DAZNホーダイについて、料金、通常のDAZNとの違い、登録前の注意点をDMM×DAZNホーダイの解説ページでまとめています。
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日本シリーズ歴代MVPに関するよくある質問
2025年の日本シリーズMVPは誰?
福岡ソフトバンクホークスの山川穂高です。ソフトバンクは阪神タイガースを4勝1敗で破り、日本一になりました。
日本シリーズで負けたチームからMVPは選ばれる?
1950~2025年のMVPは、いずれも日本一になったチームの選手です。敗れたチームの活躍選手には、別に敢闘選手賞があります。
日本シリーズの歴代優勝チームも確認できる?
日本シリーズ歴代優勝チーム一覧で、1950~2025年の優勝・準優勝チームと対戦成績、球団別の日本一回数を確認できます。
まとめ
日本シリーズMVPの歴代最多受賞は長嶋茂雄の4回で、直近の2025年は山川穂高が受賞しました。1962年は唯一の共同受賞があったため、1950~2025年の76大会に対して延べ受賞者数は77人、実人数は68人です。2026年大会のMVPは決定後に追記します。
チーム別の日本一回数や全対戦結果を確認したい方は、日本シリーズ歴代優勝チーム一覧もあわせてご覧ください。

