桜の名所 歴代人気ランキング【2026年最新】お花見スポット100選一覧

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日本全国には数えきれないほどの桜の名所があります。この記事では、桜の名所 歴代人気ランキングTOP30を発表するとともに、公益財団法人日本さくらの会が選定した「さくら名所100選」の全リストを地域別の一覧表で掲載しています。さらに日本三大桜・五大桜の解説や、目的別のお花見スポットの選び方まで網羅しました。お花見の計画にぜひお役立てください。


桜の名所 歴代人気ランキングTOP30【全国版】

全国各地の桜の名所のなかから、各種お花見情報サイトのアクセスランキングや口コミ評価、来場者数などを総合的に考慮し、歴代の人気が高いスポットをTOP30にまとめました。毎年安定して上位にランクインし続ける「定番中の定番」を中心に選出しています。

第1位〜第10位:不動の定番スポット

順位名所所在地桜の本数(約)見頃時期特徴
1吉野山奈良県吉野町約30,000本4月上旬〜下旬下千本から奥千本まで約1か月にわたり桜が咲き継ぐ
2弘前公園青森県弘前市約2,600本4月下旬〜5月上旬花筏(はないかだ)が堀を埋め尽くす絶景で有名
3目黒川東京都目黒区約800本3月下旬〜4月上旬約4kmの川沿いに桜のトンネルが続く都会の名所
4高遠城址公園長野県伊那市約1,500本4月上旬〜中旬「天下第一の桜」と称されるタカトオコヒガンザクラ
5上野恩賜公園東京都台東区約800本3月下旬〜4月上旬江戸時代から続くお花見の聖地
6姫路城兵庫県姫路市約1,000本3月下旬〜4月上旬世界遺産の白亜の天守閣と桜の共演
7千鳥ヶ淵緑道東京都千代田区約260本3月下旬〜4月上旬ボートから見上げる桜のアーチが圧巻
8大阪城公園大阪府大阪市約3,000本3月下旬〜4月中旬西の丸庭園から望む天守閣×桜は大阪随一
9角館・桧木内川堤秋田県仙北市約400本(武家屋敷通り)4月下旬〜5月上旬みちのくの小京都に咲くシダレザクラの武家屋敷通り
10醍醐寺京都府京都市約700本3月下旬〜4月上旬豊臣秀吉の「醍醐の花見」で名高い歴史的名所

吉野山が堂々の1位です。約3万本もの桜が山全体を覆い尽くす光景は「一目千本」と称され、日本の桜の代名詞ともいえる存在です。山岳信仰と深く結びついた歴史を持ち、桜はご神木として1,300年以上にわたり大切に守られてきました。

弘前公園は「日本一の桜」との呼び声が高い名所です。散り際に堀の水面をピンクに染める花筏は、SNS時代になって世界的にも知名度が急上昇しました。リンゴの剪定技術を応用した独自の管理方法により、一つひとつの花が大きく豪華に咲くのが特徴です。

第11位〜第20位:一度は訪れたい実力派

順位名所所在地桜の本数(約)見頃時期
11三春滝桜福島県三春町1本(国天然記念物)4月中旬
12新宿御苑東京都新宿区約900本3月下旬〜4月下旬
13造幣局の通り抜け大阪府大阪市約340本4月中旬
14嵐山京都府京都市約1,500本3月下旬〜4月中旬
15白石川堤一目千本桜宮城県大河原町約1,200本4月上旬〜中旬
16五条川愛知県岩倉市約1,400本3月下旬〜4月上旬
17高田城址公園新潟県上越市約4,000本4月上旬〜中旬
18幸手権現堂桜堤埼玉県幸手市約1,000本3月下旬〜4月上旬
19岡崎公園愛知県岡崎市約800本3月下旬〜4月上旬
20兼六園石川県金沢市約400本4月上旬〜中旬

三春滝桜はたった1本の桜でランキング上位に食い込む圧倒的な存在感を持っています。推定樹齢は1,000年超。高さ約13m、枝張り約25mの巨大なベニシダレザクラが滝のように花を流す姿は、まさに「日本三大桜」の名にふさわしい迫力です。

高田城址公園は日本三大夜桜のひとつとして知られています。約4,000本の桜がぼんぼりの灯りに照らされる光景は幻想的で、夜桜目当てに訪れるリピーターが多い名所です。

第21位〜第30位:知る人ぞ知る名所が続々

順位名所所在地桜の本数(約)見頃時期
21根尾谷淡墨桜岐阜県本巣市1本(国天然記念物)4月上旬〜中旬
22北上展勝地岩手県北上市約10,000本4月中旬〜5月上旬
23錦帯橋・吉香公園山口県岩国市約3,000本3月下旬〜4月上旬
24海津大崎滋賀県高島市約800本4月上旬〜中旬
25山高神代桜山梨県北杜市1本(国天然記念物)4月上旬
26熊谷桜堤埼玉県熊谷市約500本3月下旬〜4月上旬
27松前公園北海道松前町約10,000本4月下旬〜5月中旬
28熊本城熊本県熊本市約800本3月下旬〜4月上旬
29鶴ヶ城公園福島県会津若松市約1,000本4月中旬〜下旬
30千光寺公園広島県尾道市約1,500本3月下旬〜4月中旬

根尾谷淡墨桜は推定樹齢1,500年超ともいわれる日本最古級の桜です。蕾のときは淡いピンク、満開時は白、散り際には薄墨色に変化することからその名がつきました。継体天皇お手植えとの伝説が残り、歴史のロマンを感じさせます。

北上展勝地は「みちのく三大桜名所」のひとつで、北上川の河畔約2kmにわたる桜並木は東北屈指のスケールを誇ります。遊覧船や観光馬車から眺める桜もこの名所ならではの楽しみ方です。


日本さくら名所100選 全リスト一覧【地域別】

「日本さくら名所100選」は、1990年に公益財団法人日本さくらの会が創立25周年を記念して選定したものです。環境庁(当時)や林野庁など6つの機関の後援のもと、各都道府県から最低1か所を選ぶなど9つの基準で選ばれた、まさに桜の名所のお墨付きリストといえます。

北海道・東北エリア(16か所)

No.名所都道府県主な桜の種類
1松前公園北海道ソメイヨシノ、南殿など約250品種
2二十間道路桜並木北海道エゾヤマザクラ
3弘前公園青森県ソメイヨシノ、シダレザクラ
4芦野池沼群県立自然公園青森県ソメイヨシノ、ヤエザクラ
5高松公園岩手県ソメイヨシノ
6北上展勝地岩手県ソメイヨシノ、ヤマザクラ
7船岡城址公園・白石川堤宮城県ソメイヨシノ、シロヤマザクラ
8千秋公園秋田県ソメイヨシノ
9真人公園秋田県ソメイヨシノ、ヤマザクラ
10桧木内川堤・角館武家屋敷秋田県シダレザクラ、ソメイヨシノ
11鶴岡公園山形県ソメイヨシノ
12烏帽子山公園山形県ソメイヨシノ
13鶴ヶ城公園福島県ソメイヨシノ
14霞ヶ城公園福島県ソメイヨシノ
15三春町のシダレザクラ福島県ベニシダレザクラ

※北海道2か所+東北地方13か所で計15か所。100選は全国で合計100か所です。

関東エリア(20か所)

No.名所都道府県
1日立市かみね公園・平和通り茨城県
2静峰公園茨城県
3日光街道桜並木栃木県
4太平山県立自然公園栃木県
5赤城南面千本桜群馬県
6桜山公園群馬県
7大宮公園埼玉県
8熊谷桜堤埼玉県
9長瀞埼玉県
10泉自然公園千葉県
11清水公園千葉県
12茂原公園千葉県
13新宿御苑東京都
14上野恩賜公園東京都
15隅田公園東京都
16井の頭恩賜公園東京都
17小金井公園東京都
18三ツ池公園神奈川県
19衣笠山公園神奈川県
20小田原城址公園神奈川県

関東エリアは東京都から5か所が選ばれており、全国で最も選出数が多い都道府県です。新宿御苑は約65種・約900本の桜があり、品種の豊富さでは全国トップクラス。早咲きから遅咲きまで約1か月にわたって楽しめるのが大きな魅力です。

中部エリア(21か所)

No.名所都道府県
1大河津分水新潟県
2村松公園新潟県
3高田城址公園新潟県
4松川公園富山県
5高岡古城公園富山県
6兼六園石川県
7足羽川・足羽山公園福井県
8霞ヶ城公園(坂井)福井県
9大法師公園山梨県
10臥竜公園長野県
11小諸城趾懐古園長野県
12高遠城址公園長野県
13新境川堤・百十郎桜岐阜県
14根尾谷・淡墨公園岐阜県
15霞間ヶ渓岐阜県
16さくらの里静岡県
17冨士霊園静岡県
18山崎川四季の道愛知県
19鶴舞公園愛知県
20岡崎公園愛知県
21五条川愛知県

中部エリアは21か所と全地域で最多の選出数を誇ります。岐阜県だけで3か所(新境川堤・根尾谷・霞間ヶ渓)が選ばれており、「桜の宝庫」といえるでしょう。高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラは、ソメイヨシノよりやや赤みが強く、ここでしか見られない独特の色合いが人気の理由です。

近畿エリア(20か所)

No.名所都道府県
1三多気三重県
2宮川堤三重県
3豊公園滋賀県
4海津大崎滋賀県
5嵐山京都府
6御室桜(仁和寺)京都府
7醍醐寺京都府
8笠置山自然公園京都府
9造幣局の通り抜け大阪府
10大阪城公園大阪府
11万博記念公園大阪府
12姫路城兵庫県
13明石公園兵庫県
14夙川河川敷緑地兵庫県
15奈良公園奈良県
16郡山城址公園奈良県
17吉野山奈良県
18紀三井寺和歌山県
19根来寺和歌山県
20七川ダム湖畔和歌山県

近畿エリアは京都府4か所、兵庫県3か所、奈良県3か所と歴史ある名所が集中しています。醍醐寺は1598年に豊臣秀吉が約1,300人を引き連れて行った「醍醐の花見」が有名です。現在でも毎年4月に「豊太閤花見行列」が再現され、歴史好きの花見客でにぎわいます。

中国・四国エリア(14か所)

No.名所都道府県
1久松公園鳥取県
2打吹公園鳥取県
3松江城山公園島根県
4斐伊川堤防桜並木島根県
5鶴山公園岡山県
6千光寺公園広島県
7上野公園広島県
8常盤公園山口県
9吉香公園・錦帯橋山口県
10西部公園徳島県
11琴弾公園香川県
12城山公園愛媛県
13鏡野公園高知県
14牧野公園高知県

錦帯橋と桜の組み合わせは「日本の春」を象徴する絵柄として、切手やポスターにもたびたび採用されてきました。五連のアーチ橋の向こうに桜が咲く風景は、一度見たら忘れられない美しさです。

九州・沖縄エリア(10か所)

No.名所都道府県
1西公園福岡県
2小城公園佐賀県
3大村公園長崎県
4熊本城熊本県
5水俣市チェリーライン熊本県
6市房ダム湖畔熊本県
7岡城公園大分県
8母智丘・関之尾県立自然公園宮崎県
9忠元公園鹿児島県
10名護城公園沖縄県

九州・沖縄エリアでは熊本県から3か所が選出されています。名護城公園は日本で最も早く開花するカンヒザクラの名所として知られ、例年1月下旬〜2月上旬が見頃。濃いピンク色の花がひと足早い春を届けてくれます。


日本三大桜&五大桜とは?歴史ある巨木の名所を紹介

「日本三大桜」とは、国の天然記念物に指定されている3本の名桜のことです。いずれも推定樹齢1,000年を超え、桜の名所ランキングとは別格の歴史的価値を持っています。

日本三大桜(三春滝桜・山高神代桜・根尾谷淡墨桜)

名称所在地推定樹齢品種天然記念物指定年
三春滝桜福島県三春町約1,000年ベニシダレザクラ1922年(大正11年)
山高神代桜山梨県北杜市約1,800〜2,000年エドヒガンザクラ1922年(大正11年)
根尾谷淡墨桜岐阜県本巣市約1,500年エドヒガンザクラ1922年(大正11年)

山高神代桜は推定樹齢が約2,000年ともいわれ、日本最古の桜とされています。日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東征の折に植えたという伝説が残り、その名の通り「神代」の時代から生き続けている計算になります。幹周りは約11.8mと日本一の太さを誇り、その生命力には圧倒されるばかりです。

日本五大桜に加わる2本(石戸蒲桜・狩宿下馬桜)

日本三大桜に以下の2本を加えたものが「日本五大桜」と呼ばれています。

名称所在地推定樹齢品種
石戸蒲桜埼玉県北本市約800年カバザクラ
狩宿下馬桜静岡県富士宮市約800年ヤマザクラ

石戸蒲桜は源範頼(みなもとののりより)にまつわる伝説から「蒲桜」の名がつきました。狩宿下馬桜は源頼朝が馬をつないだとされる桜で、武家の歴史と深く結びついています。5本すべてが大正時代に国の天然記念物に指定されており、日本の桜文化の原点ともいえる存在です。


お花見スポットの選び方|目的別おすすめガイド

桜の名所は全国に数百か所ありますが、お花見の楽しみ方は人それぞれです。ここでは目的別におすすめの名所をピックアップしました。

夜桜ライトアップが楽しめる名所5選

昼とはまったく異なる幻想的な表情を見せる夜桜スポットは、デートにも大人のお花見にもぴったりです。

名所所在地ライトアップの特徴
高田城址公園新潟県上越市日本三大夜桜のひとつ。約3,000個のぼんぼりが幻想的
弘前公園青森県弘前市ライトアップされた天守と桜の映り込みが美しい
目黒川東京都目黒区川面に映るピンクの光の回廊
姫路城兵庫県姫路市白壁と桜がライトに浮かぶ世界遺産の夜景
千鳥ヶ淵緑道東京都千代田区水面に映る桜のリフレクションが絶景

桜まつり・屋台が充実している名所5選

お花見気分を盛り上げる屋台グルメやイベントが楽しめる名所を厳選しました。

名所所在地桜まつりの魅力
上野恩賜公園東京都台東区桜まつり期間中は約200店の屋台が並ぶ
造幣局の通り抜け大阪府大阪市約1週間限定の公開で特別感がある
弘前さくらまつり青森県弘前市約200店の露店が出店。津軽三味線の生演奏も
岡崎公園の桜まつり愛知県岡崎市家康行列パレードと桜の共演
角館桜まつり秋田県仙北市武家屋敷のシダレザクラとソメイヨシノの競演

子連れ・家族向けのお花見スポット

小さなお子さん連れの家族には、広い芝生やレジャー施設がある公園型の名所がおすすめです。新宿御苑は芝生でピクニックができるうえ、アルコール持ち込み禁止のため落ち着いた雰囲気で過ごせます。大宮公園(埼玉県)は隣接する動物園・遊園地とセットで一日楽しめますし、万博記念公園(大阪府)は太陽の塔を背景にした桜の写真が映えスポットとして人気を集めています。


桜の名所をもっと楽しむ豆知識&トリビア

ここでは、お花見がさらに楽しくなる桜にまつわるトリビアを紹介します。知っているとお花見の会話が弾むこと間違いなしです。

「さくら名所100選」はどうやって選ばれた?

「さくら名所100選」の選定は1990年に行われました。選定基体は公益財団法人日本さくらの会で、環境庁・林野庁・運輸省・建設省・全国知事会・国際花と緑の博覧会協会の後援を受けています。「各都道府県から最低1か所を選ぶ」というルールがあったため、47都道府県すべてに最低1か所の名所が存在します。選定から30年以上が経過しましたが、現在も改訂はされておらず、1990年の選定がそのまま使われ続けています。

桜の本数が日本一多い名所は?

桜の本数が最も多いとされるのは、人気ランキング1位でもある奈良県の吉野山で約3万本です。2位は埼玉県の狭山湖周辺で約2万本、3位は北海道の松前公園と岩手県の北上展勝地がともに約1万本で並んでいます。ただし「本数」は公称値であり、数え方や時期によって変動することもあるため、あくまで目安として捉えてください。

お花見の歴史|花見文化は奈良時代から

日本のお花見の原点は、奈良時代に中国から伝わった梅を愛でる貴族の文化にさかのぼります。平安時代になると「花」といえば桜を指すようになり、嵯峨天皇が812年に開いた「花宴の節」が桜のお花見の始まりとされています。

庶民にお花見が広まったのは江戸時代のこと。八代将軍・徳川吉宗が隅田川堤や飛鳥山に桜を植えさせ、庶民の行楽地として開放したことがきっかけです。現在の上野恩賜公園や隅田公園がさくら名所100選に選ばれているのも、江戸時代からの花見文化の名残といえるでしょう。

花見文化は政治の世界とも深い関わりがあります。歴代の首相も花見を楽しんだ記録が残っており、日本の政治史に興味がある方は歴代総理大臣の一覧まとめもあわせてご覧ください。


まとめ|桜の名所 歴代人気ランキングを参考に最高のお花見を

桜の名所 歴代人気ランキングTOP30と、日本さくら名所100選の全リストをお届けしました。

改めてポイントを振り返ると、全国の人気ランキングでは吉野山・弘前公園・目黒川が不動のトップ3として君臨しています。「さくら名所100選」は1990年の選定から変わらず、47都道府県すべてに最低1か所の名所が存在します。日本三大桜・五大桜はいずれも推定樹齢1,000年前後の巨木で、ランキングとは別格の歴史的価値がある存在です。

桜の見頃は地域によって1月下旬(沖縄)から5月中旬(北海道)まで幅があります。「見たい桜」と「行ける時期」を照らし合わせて、ぜひ今年のお花見計画を立ててみてください。

桜の季節は春の選抜甲子園の季節でもあります。春の風物詩つながりで甲子園歴代優勝校の一覧もぜひチェックしてみてください。

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