プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は、セ・パ両リーグの上位3球団が日本シリーズ進出を争うポストシーズンです。2026年は、セ・リーグ3位のDeNAとパ・リーグ1位のソフトバンクがCSを突破。日本シリーズはソフトバンクがDeNAに4勝0敗で勝ち、2年連続13度目の日本一となりました。
結論として、2007~2026年に行われた両リーグ合計39回のCSでは、レギュラーシーズン1位の球団が31回(79.5%)突破しました。下位順位からの突破は8回で、3位からの突破は4回です。
この記事の対象:セ・パ両リーグで現在の名称に統一された2007年以降のクライマックスシリーズです。2004~2006年のパ・リーグプレーオフは主な集計に含めていません。
情報基準日:2026年10月29日。パ・リーグは1位ソフトバンクが10月16日に、セ・リーグは3位DeNAが10月17日に日本シリーズ進出を決めました。ソフトバンクは実戦3勝0敗、2勝のアドバンテージを含む5勝0敗。DeNAは第4戦で阪神に8-5で勝利し、実戦4勝0敗、阪神の1勝アドバンテージを含め4勝1敗で突破しました。日本シリーズはソフトバンクが4勝0敗で制しました。
CSを突破した球団が日本シリーズでどう戦ったかは、日本シリーズ歴代優勝チーム一覧でも確認できます。
各年のセ・パ両リーグの優勝球団は、プロ野球リーグ優勝チーム歴代一覧で確認できます。
クライマックスシリーズ歴代結果一覧【2007~2026年】
各年のCSを勝ち抜いて日本シリーズへ進んだ球団を、レギュラーシーズン順位とともにまとめました。「1位」はリーグ優勝球団、「2位」「3位」は下位順位からの勝ち上がりを示します。2026年はセ・リーグがDeNA、パ・リーグがソフトバンクの突破で確定し、日本一はソフトバンクです。
| 年 | セ・リーグCS突破球団 | パ・リーグCS突破球団 | 日本一 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2026 | DeNA(3位) | ソフトバンク(1位) | ソフトバンク | DeNAが3位から突破 |
| 2025 | 阪神(1位) | ソフトバンク(1位) | ソフトバンク | 両リーグとも1位が突破 |
| 2024 | DeNA(3位) | ソフトバンク(1位) | DeNA | DeNAが3位から日本一 |
| 2023 | 阪神(1位) | オリックス(1位) | 阪神 | 両リーグとも1位が突破 |
| 2022 | ヤクルト(1位) | オリックス(1位) | オリックス | 両リーグとも1位が突破 |
| 2021 | ヤクルト(1位) | オリックス(1位) | ヤクルト | 両リーグとも1位が突破 |
| 2020 | 開催なし | ソフトバンク(1位) | ソフトバンク | セは中止、パは短縮方式 |
| 2019 | 巨人(1位) | ソフトバンク(2位) | ソフトバンク | ソフトバンクが2位から日本一 |
| 2018 | 広島(1位) | ソフトバンク(2位) | ソフトバンク | ソフトバンクが2位から日本一 |
| 2017 | DeNA(3位) | ソフトバンク(1位) | ソフトバンク | DeNAが3位から突破 |
| 2016 | 広島(1位) | 日本ハム(1位) | 日本ハム | 両リーグとも1位が突破 |
| 2015 | ヤクルト(1位) | ソフトバンク(1位) | ソフトバンク | 両リーグとも1位が突破 |
| 2014 | 阪神(2位) | ソフトバンク(1位) | ソフトバンク | 阪神が2位から突破 |
| 2013 | 巨人(1位) | 楽天(1位) | 楽天 | 両リーグとも1位が突破 |
| 2012 | 巨人(1位) | 日本ハム(1位) | 巨人 | 両リーグとも1位が突破 |
| 2011 | 中日(1位) | ソフトバンク(1位) | ソフトバンク | 両リーグとも1位が突破 |
| 2010 | 中日(1位) | ロッテ(3位) | ロッテ | ロッテが3位から日本一 |
| 2009 | 巨人(1位) | 日本ハム(1位) | 巨人 | 両リーグとも1位が突破 |
| 2008 | 巨人(1位) | 西武(1位) | 西武 | 両リーグとも1位が突破 |
| 2007 | 中日(2位) | 日本ハム(1位) | 中日 | 中日が2位から日本一 |
出典:NPB公式記録を基に作成。2026年の日本シリーズ結果はNPB公式「SMBC日本シリーズ2026」で確認しています。
※球団名は一覧性を優先して現在一般的に使われる略称で表記しています。2020年のセ・リーグはCSを開催せず、リーグ優勝の巨人が日本シリーズに出場しました。
下位順位からCSを突破したのは8例
2007~2026年に開催されたCSは、セ・リーグ19回、パ・リーグ20回の計39回です。そのうち1位球団の突破は31回、2位または3位からの突破は8回でした。
| 年 | リーグ | 球団 | 順位 | 日本シリーズ結果 |
|---|---|---|---|---|
| 2007 | セ | 中日 | 2位 | 日本一 |
| 2010 | パ | ロッテ | 3位 | 日本一 |
| 2014 | セ | 阪神 | 2位 | 敗退 |
| 2017 | セ | DeNA | 3位 | 敗退 |
| 2018 | パ | ソフトバンク | 2位 | 日本一 |
| 2019 | パ | ソフトバンク | 2位 | 日本一 |
| 2024 | セ | DeNA | 3位 | 日本一 |
| 2026 | セ | DeNA | 3位 | 敗退 |
割合にすると、1位球団の突破率は79.5%(31÷39)、下位順位からの突破率は20.5%(8÷39)です。下位から突破した8例のうち5例が日本一となり、2026年のDeNAは日本シリーズで敗退しました。
3位から突破したのは4回
レギュラーシーズン3位から日本シリーズへ進んだのは、2010年のロッテ、2017年・2024年・2026年のDeNAの4例です。4球団はいずれもファーストステージから勝ち上がり、2010年のロッテと2024年のDeNAは日本一まで到達しました。2017年と2026年のDeNAは日本シリーズで敗退しています。
CS突破回数(日本シリーズ進出回数)ランキング
ここでは、CSを突破して日本シリーズへ進出した回数を「CS突破回数」として集計します。合併・名称変更がある球団は現在の球団名にまとめています。
セ・リーグのCS優勝回数
| 順位 | 球団 | 回数 | 突破年 |
|---|---|---|---|
| 1 | 巨人 | 5回 | 2008、2009、2012、2013、2019 |
| 2 | 中日 | 3回 | 2007、2010、2011 |
| 2 | 阪神 | 3回 | 2014、2023、2025 |
| 2 | ヤクルト | 3回 | 2015、2021、2022 |
| 2 | DeNA | 3回 | 2017、2024、2026 |
| 6 | 広島 | 2回 | 2016、2018 |
パ・リーグのCS優勝回数
| 順位 | 球団 | 回数 | 突破年 |
|---|---|---|---|
| 1 | ソフトバンク | 10回 | 2011、2014、2015、2017、2018、2019、2020、2024、2025、2026 |
| 2 | 日本ハム | 4回 | 2007、2009、2012、2016 |
| 3 | オリックス | 3回 | 2021、2022、2023 |
| 4 | 西武 | 1回 | 2008 |
| 4 | ロッテ | 1回 | 2010 |
| 4 | 楽天 | 1回 | 2013 |
最多はパ・リーグのソフトバンクで10回です。セ・リーグでは巨人の5回が最多で、DeNAは2026年分を加えて3回となりました。
2020年はセ・リーグが中止、パ・リーグは短縮方式
2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、セ・リーグのCSが開催されませんでした。リーグ優勝の巨人がそのまま日本シリーズへ進出しています。
パ・リーグでは、1位ソフトバンクと2位ロッテによる短縮方式でCSを実施しました。ソフトバンクに1勝のアドバンテージを与えた4試合制で行われ、ソフトバンクが実際の2試合に連勝して日本シリーズ進出を決めました。そのため、この記事ではセの2020年を開催回数に含めず、パの2020年は1回として数えています。開催方式はNPB公式の2020年特例規定で確認できます。
2026年からファイナルステージのルールが変更
NPBは2026年8月24日、2026年のCSから適用するファイナルステージの開催方法を発表しました。ファーストステージの方式は従来どおりです。ファーストステージ勝者が次のいずれかの条件に該当する場合、ファイナルステージは7試合制になります。
| 区分 | 条件 | 試合方式 | 1位球団のアドバンテージ | 勝ち上がり条件 |
|---|---|---|---|---|
| 通常 | 特別条件に該当しない | 6試合制 | 1勝 | アドバンテージを含め4勝先取 |
| 特別方式 | 1位とファーストステージ勝者が10ゲーム差以上、または勝者の勝率が5割未満 | 7試合制 | 2勝 | アドバンテージを含め5勝先取 |
2つの条件を両方満たしても、アドバンテージは合計3勝にはならず2勝です。条件判定にはレギュラーシーズンの最終成績が使われます。2026年は、セ・リーグが6試合制・阪神に1勝のアドバンテージ、パ・リーグが7試合制・ソフトバンクに2勝のアドバンテージで行われました。NPB公式のパ・リーグ最終成績では、ソフトバンクと西武が11.5ゲーム差、ソフトバンクと日本ハムが13.0ゲーム差で、ファーストステージの勝者にかかわらず10ゲーム差以上の条件に該当します。詳細はNPB公式の2026年CS開催概要で確認できます。
2026年クライマックスシリーズの日程
2026年は、セ・パともにファーストステージが10月10日に始まり、ファイナルステージは10月14日に始まりました。出場球団、対戦カード、各リーグの開催方式は次のとおりです。
| リーグ | ステージ | 対戦カード | 日程 | 開催方式 |
|---|---|---|---|---|
| セ・リーグ | ファースト | 読売ジャイアンツ(2位)対 横浜DeNAベイスターズ(3位) | 10月10日(土)~12日(月) 予備日:13日(火) | 3試合制・2勝先取 巨人の本拠地で開催 DeNAが2勝0敗で突破 |
| セ・リーグ | ファイナル | 阪神タイガース(1位)対 横浜DeNAベイスターズ(3位) | 10月14日(水)~17日(土) 4試合で終了 | 6試合制 阪神に1勝のアドバンテージ DeNAが実戦4勝0敗 アドバンテージ込み4勝1敗で突破 |
| パ・リーグ | ファースト | 埼玉西武ライオンズ(2位)対 北海道日本ハムファイターズ(3位) | 10月10日(土)~12日(月) 予備日:13日(火) | 3試合制・2勝先取 西武の本拠地で開催 日本ハムが2勝1敗で突破 |
| パ・リーグ | ファイナル | 福岡ソフトバンクホークス(1位)対 北海道日本ハムファイターズ(3位) | 10月14日(水)~16日(金) 3試合で終了 | 7試合制 ソフトバンクに2勝のアドバンテージ ソフトバンクが5勝0敗で突破 |
2026年のファーストステージは、セ・リーグでDeNA、パ・リーグで日本ハムが突破しました。10月12日のパ・リーグ第3戦は日本ハムが西武に4-1で勝利し、対戦成績を2勝1敗としました。全試合の結果と対戦成績は次のとおりです。
| リーグ | 第1戦結果 | 第2戦結果 | 第3戦結果 | 対戦成績 | 勝ち上がり |
|---|---|---|---|---|---|
| セ・リーグ | 巨人 1-2 DeNA | 巨人 1-4 DeNA | 実施せず | DeNA 2勝0敗 | DeNA 10月14日から阪神と対戦 |
| パ・リーグ | 西武 3-2 日本ハム (延長10回) | 西武 0-1 日本ハム | 西武 1-4 日本ハム | 日本ハム 2勝1敗 | 日本ハム 10月14日からソフトバンクと対戦 |
2026年のファイナルステージは、セ・リーグをDeNA、パ・リーグをソフトバンクが突破しました。DeNAは10月17日の第4戦で阪神に8-5で勝利し、実戦4勝0敗、阪神の1勝アドバンテージを含め4勝1敗で日本シリーズ進出を決定。ソフトバンクは10月16日の第3戦で日本ハムに6-2で勝ち、実戦3勝0敗、2勝のアドバンテージを含め5勝0敗で突破しました。
| リーグ | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 | 第4戦 | 対戦成績 (アドバンテージ込み) | 勝ち上がり |
|---|---|---|---|---|---|---|
| セ・リーグ | 阪神 0-2 DeNA | 阪神 0-1 DeNA | 阪神 0-4 DeNA | 阪神 5-8 DeNA | DeNA 4勝 阪神 1勝 | DeNA |
| パ・リーグ | ソフトバンク 6-4 日本ハム | ソフトバンク 6-2 日本ハム | ソフトバンク 6-2 日本ハム | 実施せず | ソフトバンク 5勝 日本ハム 0勝 | ソフトバンク |
2026年のパ・リーグCS MVPは、ファイナルステージで11打数5安打、打率.455を記録した庄子雄大選手です。
※ファーストステージで勝利数が同じ場合はレギュラーシーズン2位球団、ファイナルステージで勝利数が同じ場合は1位球団が勝者となります。各ステージは上位球団の本拠地で開催されます。試合結果はNPB公式の2026年10月試合結果、対戦カードと日程はNPB公式の2026年10月詳細日程、開催方式はNPB公式の2026年CS開催概要、セ・リーグ第4戦はNPB公式の試合結果、セ・リーグの突破はDeNA公式の日本シリーズ進出発表、パ・リーグの突破結果はパ・リーグ公式の第3戦結果、MVPはパ・リーグ公式のMVP発表を基準にしています。
クライマックスシリーズの配信はDAZN公式番組表を確認
DAZNではプロ野球コンテンツが配信されていますが、広島主催試合など一部は配信対象外です。クライマックスシリーズも開催年、主催球団、対戦カードによって扱いが異なる可能性があるため、登録前にDAZN公式の配信コンテンツ・スケジュール案内から最新の番組表を確認してください。
DAZN STANDARDとDMMプレミアムをセットで利用できるDMM×DAZNホーダイについて、料金、通常のDAZNとの違い、登録前の注意点をDMM×DAZNホーダイの解説ページでまとめています。
配信内容や利用条件は変更される場合があります。見たい球団や試合が決まっている方は、登録前にDAZN公式の最新番組表を確認してください。
※リンク先のページにはアフィリエイト広告を含みます。クライマックスシリーズ自体の配信を保証する案内ではありません。
クライマックスシリーズ歴代結果のよくある質問
クライマックスシリーズの開始年、リーグ優勝との違い、下位順位からの突破回数、2026年の結果を簡潔にまとめます。
クライマックスシリーズはいつ始まった?
「クライマックスシリーズ」の名称でセ・パ両リーグが実施するようになったのは2007年です。パ・リーグでは2004~2006年にもプレーオフが行われましたが、この記事の歴代集計からは分けています。
クライマックスシリーズ優勝とリーグ優勝は同じ?
同じではありません。リーグ優勝はレギュラーシーズン1位の球団、CS優勝はポストシーズンを勝ち抜いて日本シリーズへ進む球団です。2位や3位の球団がCSを突破しても、リーグ優勝の記録は変わりません。
下位順位からクライマックスシリーズを突破したのは何回?
2007~2026年の両リーグ合計39回中、2位または3位からの突破は8回です。内訳は2位から4回、3位から4回となっています。
3位から日本一になった球団は?
2010年のロッテと2024年のDeNAです。2017年と2026年のDeNAも3位から日本シリーズへ進みましたが、いずれもソフトバンクに敗れました。
2026年のクライマックスシリーズはいつ?
ファーストステージは2026年10月10日に始まり、セ・リーグはDeNA、パ・リーグは日本ハムが突破しました。ファイナルステージでは、パ・リーグ1位のソフトバンクが10月16日に、セ・リーグ3位のDeNAが10月17日に日本シリーズ進出を決定。DeNAは第4戦で阪神に8-5で勝利し、実戦4勝0敗、阪神のアドバンテージを含め4勝1敗で突破しました。
2026年から何が変わる?
1位球団とファーストステージ勝者のゲーム差が10ゲーム以上、または勝者のレギュラーシーズン勝率が5割未満の場合、7試合制・1位球団に2勝のアドバンテージとなります。2026年は、セ・リーグが6試合制・阪神に1勝のアドバンテージ、パ・リーグが7試合制・ソフトバンクに2勝のアドバンテージで行われました。
まとめ
2007~2026年のクライマックスシリーズでは、開催された39回のうち31回をレギュラーシーズン1位の球団が突破しました。一方、下位順位からの突破は8回、3位からの突破は4回です。
2026年は、セ・リーグ3位のDeNAとパ・リーグ1位のソフトバンクが日本シリーズへ進みました。DeNAは阪神とのファイナルステージを実戦4勝0敗、アドバンテージ込み4勝1敗で突破し、ソフトバンクは日本ハムに実戦3勝0敗、アドバンテージ込み5勝0敗で突破。日本シリーズはソフトバンクが4勝0敗で制しました。
日本シリーズの歴代記録を続けて確認したい方は、日本シリーズ歴代優勝チーム一覧と日本シリーズ歴代MVP一覧もご覧ください。

