アジア大会で、日本はこれまでに何個のメダルを獲得してきたのでしょうか。「最もメダルが多かった大会は?」「金メダルが最多だったのはいつ?」と気になる方も多いでしょう。
この記事では、一般に「アジア大会」と呼ばれる夏季アジア競技大会を対象に、1951年の第1回ニューデリー大会から第19回杭州大会まで、日本の金・銀・銅メダル数を一覧にまとめました。
結論:JOC「アジア競技大会 日本の大会参加状況」の掲載値を合計すると、日本は第1回~第19回で、金1,079個、銀1,106個、銅1,052個、合計3,237個のメダルを獲得しています。
1大会の合計最多は1994年広島大会の218個、金メダル最多は1966年バンコク大会の78個です。2026年愛知・名古屋大会は開催前のため、この集計に含めていません。
過去大会のメダル数は、JOCとアジア・オリンピック評議会(OCA)などの資料で一部異なる場合があります。本記事では全大会を同じ基準で比較するため、JOCの大会参加状況表に記載された数値に統一しています。
開催地や大会の順番を先に確認したい方は、アジア大会の歴代開催地一覧もあわせてご覧ください。
この記事の対象:夏季アジア競技大会の日本代表選手団が獲得した大会別メダル数です。冬季アジア大会、アジアパラ競技大会、アジアユースゲームズは含みません。
情報基準日:2026年9月8日。第20回愛知・名古屋大会は2026年9月19日~10月4日の開催予定で、記事作成時点ではメダル数が確定していません。
JOC掲載値で見る日本の歴代メダル数一覧
大会別のメダル数は、日本オリンピック委員会(JOC)の「アジア競技大会 日本の大会参加状況」をもとに整理しています。
| 回 | 大会年 | 開催地 | 金 | 銀 | 銅 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 1951年 | ニューデリー | 24 | 21 | 15 | 60 |
| 第2回 | 1954年 | マニラ | 38 | 36 | 24 | 98 |
| 第3回 | 1958年 | 東京 | 67 | 41 | 30 | 138 |
| 第4回 | 1962年 | ジャカルタ | 74 | 57 | 24 | 155 |
| 第5回 | 1966年 | バンコク | 78 | 53 | 33 | 164 |
| 第6回 | 1970年 | バンコク | 74 | 47 | 23 | 144 |
| 第7回 | 1974年 | テヘラン | 69 | 49 | 47 | 165 |
| 第8回 | 1978年 | バンコク | 70 | 59 | 49 | 178 |
| 第9回 | 1982年 | ニューデリー | 57 | 52 | 44 | 153 |
| 第10回 | 1986年 | ソウル | 58 | 76 | 77 | 211 |
| 第11回 | 1990年 | 北京 | 38 | 60 | 76 | 174 |
| 第12回 | 1994年 | 広島 | 64 | 75 | 79 | 218 |
| 第13回 | 1998年 | バンコク | 52 | 61 | 68 | 181 |
| 第14回 | 2002年 | 釜山 | 44 | 74 | 72 | 190 |
| 第15回 | 2006年 | ドーハ | 50 | 71 | 77 | 198 |
| 第16回 | 2010年 | 広州 | 48 | 74 | 94 | 216 |
| 第17回 | 2014年 | 仁川 | 47 | 77 | 77 | 201 |
| 第18回 | 2018年 | ジャカルタ・パレンバン | 75 | 56 | 74 | 205 |
| 第19回 | 2022年 | 杭州 | 52 | 67 | 69 | 188 |
| 第1回~第19回合計 | ― | ― | 1,079 | 1,106 | 1,052 | 3,237 |
第19回は公式名称に合わせて「2022年」と表記していますが、新型コロナウイルス感染症の影響で延期され、実際には2023年9月23日~10月8日に開催されました。合計欄は金・銀・銅を本記事で加算した値です。
出典:JOC(1951~1966年)、JOC(1970~1986年)、JOC(1990~2006年)、JOC(2010~2026年)
JOC掲載値の歴代メダル数は合計3,237個
第1回から第19回までのJOC公表値を合計すると、日本のメダル数は3,237個です。内訳は金1,079個、銀1,106個、銅1,052個で、銀メダルが最も多くなっています。
| メダル | 第1回~第19回の合計 |
|---|---|
| 金 | 1,079個 |
| 銀 | 1,106個 |
| 銅 | 1,052個 |
| 総数 | 3,237個 |
この数字は大会のメダル集計表を合算したものです。団体競技では、選手一人ひとりへ授与される実物のメダル数ではなく、その種目で日本が獲得した「1個」として数えます。
JOC掲載値で日本のメダル合計が多かった大会ランキング
日本のメダル総数が最も多かったのは、1994年の広島大会です。金64個、銀75個、銅79個の計218個を獲得しました。
| 順位 | 大会 | 開催地 | 金 | 銀 | 銅 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 第12回(1994年) | 広島 | 64 | 75 | 79 | 218 |
| 2位 | 第16回(2010年) | 広州 | 48 | 74 | 94 | 216 |
| 3位 | 第10回(1986年) | ソウル | 58 | 76 | 77 | 211 |
| 4位 | 第18回(2018年) | ジャカルタ・パレンバン | 75 | 56 | 74 | 205 |
| 5位 | 第17回(2014年) | 仁川 | 47 | 77 | 77 | 201 |
大会によって実施競技・種目数が異なるため、メダル総数だけで各時代の代表選手団の強さを単純比較することはできません。競技・種目の拡大は、総数が増えた背景の一つと考えられます。
JOC掲載値で日本の金メダルが最も多かった大会は1966年
金メダル数の最多は、1966年の第5回バンコク大会で記録した78個です。2018年のジャカルタ・パレンバン大会が75個で続きます。
| 順位 | 大会 | 開催地 | 金メダル |
|---|---|---|---|
| 1位 | 第5回(1966年) | バンコク | 78個 |
| 2位 | 第18回(2018年) | ジャカルタ・パレンバン | 75個 |
| 3位 | 第4回(1962年) | ジャカルタ | 74個 |
| 3位 | 第6回(1970年) | バンコク | 74個 |
| 5位 | 第8回(1978年) | バンコク | 70個 |
日本は第8回まで金メダル数でアジア首位
JOC「アジア大会物知り事典」によると、日本は第1回ニューデリー大会から第8回バンコク大会まで、金メダル獲得数で参加国・地域のトップでした。
転機となったのが1982年の第9回ニューデリー大会です。日本は金57個、中国は金61個となり、中国が日本を上回りました。日本の金メダル数だけを見ると、第9回以降も増減を繰り返しており、2018年大会には75個を獲得しています。
日本開催のアジア大会をメダル数で比較
日本で開催された夏季アジア大会は、1958年東京大会と1994年広島大会の2回です。2026年の愛知・名古屋大会が3回目となる予定です。
| 大会 | 開催地 | 金 | 銀 | 銅 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第3回(1958年) | 東京 | 67 | 41 | 30 | 138 |
| 第12回(1994年) | 広島 | 64 | 75 | 79 | 218 |
| 第20回(2026年) | 愛知・名古屋 | 未確定 | 未確定 | 未確定 | 未確定 |
広島大会の218個は、日本の1大会最多記録です。ただし、1958年東京大会は実施13競技、1994年広島大会は34競技で、大会規模が異なります。
2026年愛知・名古屋大会のメダル数は大会後に追記
第20回アジア競技大会は、2026年9月19日から10月4日まで、愛知県と名古屋市を中心に開催される予定です。JOCの大会参加状況では、記事作成時点で日本選手団のメダル数はまだ掲載されていません。
大会期間、競技開始日、開会式の違いは、愛知・名古屋2026の大会期間と競技開始日で整理しています。
- 大会:第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)
- 開催期間:2026年9月19日~10月4日
- 日本開催:1958年東京、1994年広島に続く3回目
- 記事の集計:第20回の結果確定後に追加予定
競技日程や大会情報は変更される可能性があります。最新情報は愛知・名古屋2026大会公式サイトで確認してください。
アジア大会の日本歴代メダルに関するよくある質問
日本がアジア大会で獲得したメダルは歴代何個?
JOCの大会参加状況表に掲載された第1回~第19回の数値を合計すると3,237個です。内訳は金1,079個、銀1,106個、銅1,052個です。2026年愛知・名古屋大会の結果は含みません。
日本のメダル総数が最も多かった大会は?
1994年の第12回広島大会です。金64個、銀75個、銅79個、合計218個を獲得しました。
日本の金メダルが最も多かった大会は?
1966年の第5回バンコク大会で、78個です。2番目は2018年ジャカルタ・パレンバン大会の75個です。
サイトによって日本の累計メダル数が違うのはなぜ?
過去大会では、JOCとOCAなどの資料で一部のメダル数が異なるためです。たとえば1974年テヘラン大会と1978年バンコク大会には資料差があります。本記事は全大会を同じ基準で比較するため、JOCの大会参加状況表に統一して集計しています。
第1回大会の日本の金メダル数は24個と25個のどちら?
本記事では、JOCの大会参加状況表に掲載された24個を採用しています。JOCの解説ページには「金25」とする一文もありますが、同じ解説内に「57種目中24種目で金メダル」との記述があり、詳細な大会参加状況表とも一致する24個で集計しました。
2022年杭州大会はいつ開催された?
公式名称は「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」ですが、実際の開催期間は2023年9月23日~10月8日です。大会が1年延期されたため、公式大会年と実開催年が異なります。
冬季アジア大会のメダルも含まれる?
含まれません。本記事は夏季アジア競技大会のみを対象にしています。冬季アジア大会は別の大会系列です。
まとめ
JOCの大会参加状況表に掲載された数値では、日本は夏季アジア大会の第1回から第19回までに、金1,079個、銀1,106個、銅1,052個、合計3,237個のメダルを獲得しています。
1大会のメダル総数最多は1994年広島大会の218個、金メダル最多は1966年バンコク大会の78個でした。日本は第8回大会まで金メダル数でアジア首位を続け、第9回の1982年大会で中国が上回りました。
2026年愛知・名古屋大会は記事作成時点で開催前です。結果確定後、公式記録を確認して第20回のメダル数と累計を更新します。歴代の開催国・都市については、アジア大会の歴代開催地一覧で確認できます。

